折れ線グラフの作成

折れ線グラフは、時間の経過に伴う連続データの変化を、均等に目盛を付けた軸上で視覚化するチャートであり、幅広い用途に使用されます。このチャートは、月間、四半期ごと、会計年度ごとなど、一定の間隔でデータの傾向を分析するような場合に適します。

折れ線グラフには、ワークシートの列または行ごとにまとめたデータをプロットできます。カテゴリデータは水平軸上に均等に配置され、すべての値データは垂直軸上に分布します。

Spread.Sheetsでは、以下の種類の折れ線グラフがサポートされます。以下の例では、それぞれの種類の折れ線グラフを使用して、さまざまな電子機器カテゴリ（携帯電話、ラップトップ、タブレット）に対する第1四半期、第2四半期、および第3四半期の年間売上記録の傾向を表しています。

折れ線グラフ
時間の経過に伴うデータ値をプロットすることで、データの傾向を表します。

次に、折れ線グラフの例を示します。
積み上げ折れ線グラフ
個々のデータ値、または順序付けたカテゴリの分布傾向を、積み上げた折れ線によって時間間隔ごとに表すチャートです。
次に、積み上げ折れ線グラフの例を示します。
100%積み上げ折れ線グラフ
個々のデータ値、または順序付けたカテゴリの全体への寄与度を、積み上げた折れ線によって時間間隔ごとに百分率（%）で表すチャートです。

次に、100%積み上げ折れ線グラフの例を示します。
マーカー付き折れ線グラフ
データ値をマーカーで表すチャートです。カテゴリ数が多い場合、または値が概数である場合に適するチャートです。

次に、マーカー付き折れ線グラフの例を示します。
マーカー付き積み上げ折れ線グラフ
データ値をマーカーで表すチャートです。このチャートでは通常、時系列に、または等間隔に配置したカテゴリ上での、各値の寄与度の傾向を表します。

次に、マーカー付き積み上げ折れ線グラフの例を示します。
マーカー付き100%積み上げ折れ線
このチャートでは、個々のデータ値をマーカーで表します。通常、時系列に、または等間隔に配置したカテゴリ上での、各値の寄与度の傾向を百分率（%）で表します。カテゴリ数が多い場合、または値が概数である場合に適するチャートです。

次に、マーカー付き100%積み上げ折れ線グラフの例を示します。

コードの使用

次のコードは、スプレッドシートにさまざまな種類の折れ線グラフを追加する方法を示します。

JavaScript	コードのコピー
var chart_line, chart_lineStacked, chart_lineStacked100, sheet; window.onload = function () { var spread = new GC.Spread.Sheets.Workbook(document.getElementById("ss")); sheet = spread.getActiveSheet(); sheet.suspendPaint(); // チャートのデータを準備します。 sheet.setValue(0, 1, "Q1"); sheet.setValue(0, 2, "Q2"); sheet.setValue(0, 3, "Q3"); sheet.setValue(1, 0, "Mobile Phones"); sheet.setValue(2, 0, "Laptops"); sheet.setValue(3, 0, "Tablets"); for (var r = 1; r <= 3; r++) { for (var c = 1; c <= 3; c++) { sheet.setValue(r, c, parseInt(Math.random() * 100)); } } // 折れ線グラフを追加します。 chart_line = sheet.charts.add('chart_columnClustered', GC.Spread.Sheets.Charts.ChartType.line, 250, 20, 600, 400, "A1:D4"); // 積み上げ折れ線グラフを追加します。 chart_lineStacked = sheet.charts.add('chart_columnStacked', GC.Spread.Sheets.Charts.ChartType.lineStacked, 250, 480, 600, 400, "A1:D4"); // 100%積み上げ折れ線グラフを追加します。 chart_lineStacked100 = sheet.charts.add('chart_columnStacked100', GC.Spread.Sheets.Charts.ChartType.lineStacked100, 250, 900, 600, 400, "A1:D4"); sheet.resumePaint(); };

JavaScript

コードのコピー

var chart_line, chart_lineStacked, chart_lineStacked100, sheet;

        window.onload = function () {
            var spread = new GC.Spread.Sheets.Workbook(document.getElementById("ss"));
            sheet = spread.getActiveSheet();
            sheet.suspendPaint();

            // チャートのデータを準備します。
            sheet.setValue(0, 1, "Q1");
            sheet.setValue(0, 2, "Q2");
            sheet.setValue(0, 3, "Q3");
            sheet.setValue(1, 0, "Mobile Phones");
            sheet.setValue(2, 0, "Laptops");
            sheet.setValue(3, 0, "Tablets");
            for (var r = 1; r <= 3; r++) {
                for (var c = 1; c <= 3; c++) {
                    sheet.setValue(r, c, parseInt(Math.random() * 100));
                }
            }

// 折れ線グラフを追加します。
chart_line = sheet.charts.add('chart_columnClustered', GC.Spread.Sheets.Charts.ChartType.line, 250, 20, 600, 400, "A1:D4");

// 積み上げ折れ線グラフを追加します。
chart_lineStacked = sheet.charts.add('chart_columnStacked', GC.Spread.Sheets.Charts.ChartType.lineStacked, 250, 480, 600, 400, "A1:D4");

// 100%積み上げ折れ線グラフを追加します。
chart_lineStacked100 = sheet.charts.add('chart_columnStacked100', GC.Spread.Sheets.Charts.ChartType.lineStacked100, 250, 900, 600, 400, "A1:D4");

sheet.resumePaint();
};