PowerTools SPREAD for ASP.NET 8.0J
水平軸と垂直軸

水平軸では、次の図のように、すべてのデータ点が軸上に等間隔で表示されるように指定されます。

日付の軸

また、軸線を表示することも可能です。

垂直軸では、最小値および最大値オプションを指定できます。自動オプションを使用すると、スパークラインごとに異なる最小値および最大値を使用できます。同一値オプションを使用すると、すべてのスパークラインに対し、同一の最小値および最大値が使用されます。カスタムオプションを使用すると、グループ内のすべてのスパークラインに対し、最小値と最大値を指定できます。

垂直軸に対してカスタムオプションを使用する場合、最小値をすべてのデータ点と同じか、またはそれより大きな値にすると、データ点または折れ線は描画されません。描画領域内に完全に収まらない折れ線または縦棒は、表示されない部分が切り捨てられます。縦棒グラフのスパークラインで、1つ以上のデータ点が部分的、または完全に描画されると、最小値に満たないすべての縦棒が、細い縦棒として描画されます。

設定方法

水平軸を表示するには、ExcelSparklineSetting クラスDisplayXAxis プロパティをTrueに設定します。

垂直軸の最小値、最大値オプションは、ExcelSparklineSetting クラスの以下のプロパティを使用して設定します。

サンプルコード

次のサンプルコードは、水平軸のある縦棒スタイルのスパークラインをセル内に作成します。

FarPoint.Web.Spread.ExcelSparklineSetting ex = new FarPoint.Web.Spread.ExcelSparklineSetting();
ex.MaxAxisType = FarPoint.Web.Spread.SparklineAxisMinMax.Custom;
ex.ManualMax = 12;
ex.MinAxisType = FarPoint.Web.Spread.SparklineAxisMinMax.Custom;
ex.ManualMin = 0;
ex.DisplayXAxis = true;
FpSpread1.Sheets[0].RowCount = 10;
FpSpread1.Sheets[0].ColumnCount = 10;
FpSpread1.Sheets[0].Cells[1, 0].Value = 2;
FpSpread1.Sheets[0].Cells[1, 1].Value = 11;
FpSpread1.Sheets[0].Cells[1, 2].Value = 4;
FpSpread1.Sheets[0].AddSparkline("Sheet1!$A$2:$C$2", "Sheet1!$D$2:$D$2", FarPoint.Web.Spread.SparklineType.Column, ex);
Dim ex As New FarPoint.Web.Spread.ExcelSparklineSetting()
ex.MaxAxisType = FarPoint.Web.Spread.SparklineAxisMinMax.Custom
ex.ManualMax = 12
ex.MinAxisType = FarPoint.Web.Spread.SparklineAxisMinMax.Custom
ex.ManualMin = 0
ex.DisplayXAxis = rue
FpSpread1.Sheets(0).RowCount = 10
FpSpread1.Sheets(0).ColumnCount = 10
FpSpread1.Sheets(0).Cells(1, 0).Value = 2
FpSpread1.Sheets(0).Cells(1, 1).Value = 11
FpSpread1.Sheets(0).Cells(1, 2).Value = 4
FpSpread1.Sheets(0).AddSparkline("Sheet1!$A$2:$C$2", "Sheet1!$D$2:$D$2", FarPoint.Web.Spread.SparklineType.Column, ex)       

SPREADデザイナでの設定

  1. 必要に応じて、個々のセル、または列/行のセル内にデータを入力します。    
  2. プレビューエリアで、スパークラインを作成するセルを選択します。
  3. [挿入]タブの[スパークライン]グループボックスから、スパークラインの種類を選択します。
  4. [スパークラインの作成]ダイアログの[データ範囲]に、データのソースとなるセル範囲を設定し(例: =Sheet1!$E$1:$E$3)、〈OK〉をクリックします。
  5. スパークラインのセルを選択し、[軸]アイコンを選択し、軸に対して必要な変更を加えます。
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