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ランタイムファイルの配置場所

ここでは、運用環境上で、どの場所にランタイムファイルを配置すれば良いかについて説明します。

アセンブリDLLファイルの配置

アセンブリDLLファイルは、アプリケーションから参照可能な場所に配置する必要があります。代表的な2つの配置場所について、以下に説明します。

1. アプリケーションと同じフォルダ

作成したアプリケーション(EXEファイルやDLLファイル)と同じフォルダに、本体アセンブリのDLLファイルを配置します。

また、日本語リソースを含むサテライトアセンブリのDLLファイルは、本体アセンブリを配置したフォルダに"ja"という名前のフォルダを作成し、その中に配置します。

アセンブリDLLファイルの配置場所

この方法の場合、ファイルのコピーのみで配置が完了します。レジストリ登録などの処理は、特に必要ありません。

2. GAC(グローバルアセンブリキャッシュ)

アセンブリDLLファイルをGAC(グローバルアセンブリキャッシュ)に登録すると、そのアセンブリはマシン全体で共有され、他のアプリケーションからも参照可能になります。

アセンブリをGACに登録するには、たとえば以下のような方法があります。詳細についてはMSDNライブラリなどを参照してください。

アセンブリをGACに登録するには、ユーザーに管理者権限が必要です。

上記の2つ以外に、たとえばアセンブリDLLファイルを任意のフォルダに配置し、そのパスをアプリケーション構成ファイルの<probing>タグに記載する、といった方法もあります。詳細についてはMSDNライブラリなどを参照してください。

 

 


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