GrapeCity Secure FTP for .NET 4.0J
Synchronize 列挙体
使用例 使用例 

選択された高レベルGetメソッドおよびPutメソッドの同期オプションを列挙します。
シンタックス
<FlagsAttribute()>
Public Enum Synchronize 
   Inherits System.Enum
[Flags()]
public enum Synchronize : System.Enum 
メンバ
メンバ解説
Off同期を必要としません。常にファイル全体がコピーされます。
On宛先ファイルのDateTime(UTC、LastWrittenTo)がソースファイルと同じかソースファイルより新しい場合、それらのファイルは同期していると見なされます。ファイルが同期していてサイズが一致する場合、コピーは実行されません。 ファイルが同期していて、宛先ファイルの方がサイズが小さい場合は、不足しているバイトが末尾に追記されます。 ファイルが同期していて、宛先ファイルの方がサイズが大きい場合は、破損と見なされて完全コピーが実行されます。 ファイルが同期していない場合は、完全コピーが実行されます。
SetDateTimeこのオプションは、操作が完了した後、宛先ファイルのDateTime(UTC、LastWrittenTo)がソースのDateTimeに設定されることを示します。 Putの使用時に宛先ファイルのDateTimeを更新するためには、サーバーがMFMT(Machine Fact Modified Time)コマンドをサポートしている必要があります。 MFMTがサポートされていない場合、例外はスローされません。
解説

この列挙体の値は、複数の方法を指定するためにビットフラグとして使用できます。

※注意:Synchronize.Onで使用される同期アルゴリズムは、すべてのシナリオに適しているわけではありません。その使用が技術的な要件と互換性があることを確認してください。

転送先のファイルの日付時刻(UTC、LastWrittenTo)が転送元のファイルと同じかより新しい場合、ファイルは同期されたと判断されます。 ファイルが同期しておりサイズも同じ場合は、ファイルコピーは実行されません。 ファイルが同期しており転送先のファイルサイズが小さい場合は、ファイルの差分が追加されます。 ファイルが同期しており転送先のファイルサイズが大きい場合は、ファイルを削除して完全コピーを実行します。 ファイルが同期していない場合は、完全コピーを実行します。

Synchronize.SetDateTime - このオプションはファイル転送完了後に転送先のファイルの日付時刻(UTC、LastWrittenTo)を転送元の日付時刻に設定します。 Putメソッドを使用した場合に転送先のファイルの日付時刻を更新するには、サーバーが MFMTコマンドもしくは MDTMコマンドをサポートしている必要があります。 日付時刻の変更に失敗しても、例外はスローされません。この処理が成功したかどうかは CopyResult.DateTimeSetで確認します。

使用例
以下のサンプルコードは、取得後にファイルのタイムスタンプを更新する方法を示します。
ftp1.Get("myFile.bin", "C:\\MyFiles\\myFile.bin", Synchronize.Off | Synchronize.SetDateTime);
ftp1.Get("myFile.bin", "C:\MyFiles\myFile.bin", Synchronize.Off Or Synchronize.SetDateTime)
継承階層

System.Object
   System.ValueType
      System.Enum
         Dart.Ftp.Synchronize

参照

関連項目

Dart.Ftp 名前空間

 

 


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