GrapeCity MultiRow for Windows Forms 11.0J
PlusPakを使用しているプロジェクトの移行後、あいまいな参照エラーが発生する場合がある

PlusPak for Windows Forms 8.0J(以下、PlusPak8)では、次のクラスが存在します。これらのクラスは、MultiRow for Windows Forms 8.0J(以下、MultiRow8)に含まれるクラスと同じ名前になります。
クラス名 MultiRow8の名前空間 PlusPak8の名前空間
ResizeMode GrapeCity.Win.MultiRow GrapeCity.Win.Components
Border GrapeCity.Win.MultiRow GrapeCity.Win.Containers
CellPosition GrapeCity.Win.MultiRow GrapeCity.Win.Containers
RoundedBorder GrapeCity.Win.MultiRow GrapeCity.Win.Containers
ThreeDEffect GrapeCity.Win.MultiRow GrapeCity.Win.Containers

PlusPak for Windows Forms 6.0J(以下、PlusPak6)には、これらのクラスは存在しないため、MultiRow for Windows Forms 6.0J(以下、MultiRow6)とPlusPak6を併用したプロジェクトにおいて、GrapeCity.Win.MultiRowの名前空間を省略しても、これらのクラスをMultiRow6のクラスとして使用することができました。
しかし、プロジェクトをMultiRow8とPlusPak8へ移行した場合には、MultiRow8とPlusPak8の間でクラスが競合するため、ビルド時に「あいまいな参照」エラーが発生します。

「あいまいな参照」エラーを回避するには、それぞれのクラスの名前空間を省略せずに記述してください。
   
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