ここでは、旧バージョンInputMan for Windows Forms 10.0Jからの変更点について説明します。
動作保証環境について
11.0Jでは、次の環境での動作を保証していません。
- OS : Windows 7／8.1
- 開発ツール : Visual Studio 2012／2013／2015
- .NET Framework 4.7.2以前、.NET Core 3.1
一方、11.0Jでは新たに次の環境での動作を保証します。
- OS : Windows 11／Server 2022
- 開発ツール : Visual Studio 2022
- .NET Framework 4.8／4.8.1／.NET 6
機能の追加
日付時刻ドロップダウンピッカーの強化
日付時刻ドロップダウンピッカーに、以下の機能を追加しました。
- 日付フォーマット（YearFormat）
- 時分秒表示可否（ShowHours、ShowMinutes、ShowSeconds）
- 選択時間間隔（HoursInterval、MinutesInterval、SecondsInterval）
コンボボックスコントロールの強化
コンボボックスコントロールに、以下の機能を追加しました。
- 編集不可プロパティ（IsEditable）
- オートフィルタ中のインデックスとイベント（ExtractedItemsIndices、ExtractedItemsIndicesChanged）
- SelectionChangeCommittedイベント（SelectionChangeCommitted）
- ListDiscriptionFormatAPIフォーマット追加（ListDiscriptionFormatAPI）
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ListDiscriptionFormatAPIのフォーマットはGcListBox.DescriptionFormatにも追加されています。 |
キャラクタボックスコントロールActiveBackColorの適用範囲指定
キャラクタボックスコントロールのActiveBackColorに、色の設定範囲を指定するプロパティを追加しました。コントロール全体への適用以外に、入力ボックスや入力フィールドのみ適用することが可能です。
- ActiveBackColorAreaプロパティ
コントロール内の次フィールドを自動フォーカス
コントロール内に複数のフィールドがあるコントロールに、入力中のフィールドが値で埋まった際に次のフィールドを自動でフォーカスする機能を追加しました。
カスタム検証コンポーネントの追加
ユーザー独自の検証処理を定義できるカスタム検証コンポーネントを追加しました。
関連トピック