GrapeCity InputMan for Windows Forms 10.0J
フォーカス移動

テキストコントロールではフォーカス制御に関する様々な機能を搭載しています。

自動フォーカス移動

ExitOnLastChar プロパティをTrueに設定すると、入力された文字列が、MaxLength プロパティで設定した最大文字数に達したときに、自動的に次のコントロールへフォーカスを移動できます。

矢印キーによるフォーカス移動

ExitOnLeftRightKey プロパティを使用すると、キャレットがコントロール内のテキストの最初または最後の文字上にある状態で、[→]、[←]、または[Ctrl]+[→]、[Ctrl]+[←]の各キーを押したときに、フォーカスを前後のコントロールに移動することができます。
ExitOnLeftRightKeyプロパティは、ExitOnLeftRightKey 列挙体を使用して次の値を設定できます。

ExitOnLeftRightKeyの値 説明
None 矢印キーを使ってフォーカスを移動することはできません。
Left キャレットが入力中のテキストの左端にあるときに[←]キーまたは[Ctrl]+[←]キーを押すと、フォーカスは1つ前のコントロールに移動します。
Right キャレットが入力中のテキストの右端にあるときに[→]キーまたは[Ctrl]+[→]キーを押すと、フォーカスは次のコントロールに移動します。
Both 「Left」と「Right」の両方の機能を使用できます。
フォーカス移動の検出

[→]、[←]、[Ctrl]+[→]、[Ctrl]+[←]、[Tab]、[Shift]+[Tab]の各キーまたは、ショートカットコンポーネントで割り当てたキー(KeyActions.NextControlまたは、KeyActions.PreviousControlを設定したキー)を使用して、フォーカスを前後のコントロールに移動したときには、Leave イベントの前にKeyExit イベントが発生します。

ショートカットコンポーネントを使ってコントロールの機能を特定のキーに割り当てた場合、それらのキーに割り当てられていたデフォルトの機能は動作しなくなります。

また、以下のプロパティの設定内容によって、キーボードを操作したときの動作が異なります。詳しくは、各プロパティのリファレンスを参照してください。

参照

 

 


© 2004 GrapeCity inc. All rights reserved.