オートコンプリート機能を利用すると入力中の郵便番号を自動的に補完することが可能です。また候補リストには郵便番号と共に住所情報も表示されるため、住所を確認しながら郵便番号を入力することができます。
オートコンプリート機能の設定
AutoCompleteMode プロパティにNone以外に設定すると、オートコンプリート機能を利用することが可能です。オートコンプリート機能は「JPAddress for Windows Forms」の辞書ファイルを検索して入力中の郵便番号を自動的に補完します。
候補リストには、入力された郵便番号を前方一致で検索した情報が表示されます。検索は郵便番号の3桁目の入力から開始され、候補リストに該当する郵便番号や住所などの情報が表示されます。また、その後に入力を追加すると一致する郵便番号の絞り込みが行われます。
なお、候補リストにはQueryMode プロパティで設定された検索の対象に応じた内容が表示されます。
オートコンプリートウィンドウのスタイル
PostalAutoComplete クラスを利用すると、オートコンプリート機能で表示されるリストのスタイルを設定することが可能です。
- CandidateListItemFont （補完文字列の候補リスト内のフォントを設定します。）
- HighlightMatchedText （補完文字列の候補リスト内の検索文字列をハイライト表示するかどうかを設定します。）
- HighlightStyle （ハイライト表示される検索文字列のスタイルを設定します。）
(図) 検索郵便番号のハイライト表示
参照