GrapeCity InputMan for Windows Forms 10.0J
スタイルの適用

フィールドスタイラーで作成したスタイルをコントロールに適用する方法について解説します。

適用可能な状態

フィールドスタイラーで作成したスタイルはフィールドの次の5つの状態に割り当てることができます。

状態 説明
[入力時] アクティブフィールド 入力時のアクティブフィールド(※)のスタイル
※ キャレット(フォーカス)のあるフィールド
[入力時] 入力フィールド 入力時の入力フィールドのスタイル
[入力時] リテラルフィールド 入力時のリテラルフィールドのスタイル
[表示時] 入力フィールド 表示時の入力フィールドのスタイル
[表示時] リテラルフィールド 表示時のリテラルフィールドのスタイル


(図)日付時刻コントロールのフィールドの例

スタイルの適用

スタイルの適用にも「フィールドスタイルの設定」エディタを使用します。以下の手順で定義したスタイルをコントロールのフィールドに適用することができます。

  1. GcFieldStyler コンポーネントのスマートタグから「フィールドスタイルの編集...」を選択し[フィールドスタイルの設定]エディタを起動します。
  2. フィールドスタイルを適用するコントロールを選択します。
  3. 設定するフィールドの右側にあるドロップダウンからスタイルを選択します。
  4. 〈適用〉ボタンをクリックします。
入力フィールドとリテラルフィールド

フィールドスタイラーを使って、スタイルを適用できるフィールドは、入力フィールドとリテラルフィールドの2つに分類されます。
入力時、表示時それぞれにおける、入力フィールドとリテラルフィールドの分類は下表の通りです。

入力時のフィールド

フィールド 入力フィールド リテラルフィールド
DateLiteralField -
DateEraField -
DateEraYearField -
DateYearField -
DateMonthField -
DateDayField -
DateHourField -
DateAmPmField -
DateShortHourField -
DateMinuteField -
DateSecondField -
MaskPatternField -
MaskEnumerationField -
MaskLiteralField -
NumberDecimalPartField -
NumberDecimalSeparatorField -
NumberIntegerPartField -
NumberSignField -
TimeSpanLiteralField -
TimeSpanSignField -
TimeSpanDayField -
TimeSpanHourField -
TimeSpanMinuteField -
TimeSpanSecondField -
TimeSpanDecimalField -

表示時のフィールド

フィールド 入力フィールド リテラルフィールド
DateLiteralDisplayField -
DateEraDisplayField -
DateEraYearDisplayField -
DateADDisplayField -
DateYearDisplayField -
DateMonthDisplayField -
DateDayDisplayField -
DateWeekdayDisplayField -
DateHourDisplayField -
DateShortHourDisplayField -
DateAmPmDisplayField -
DateMinuteDisplayField -
DateSecondDisplayField -
DateSystemFormatDisplayField -
NumberSignDisplayField -
NumberIntegerPartDisplayField -
NumberDecimalPartDisplayField -
NumberDecimalSeparatorDisplayField -
NumberLiteralDisplayField -
NumberDecimalGeneralFormatDisplayField -
NumberMoneyPatternDisplayField -
TimeSpanLiteralDisplayField -
TimeSpanSignDisplayField -
TimeSpanDayDisplayField -
TimeSpanHourDisplayField -
TimeSpanMinuteDisplayField -
TimeSpanSecondDisplayField -
TimeSpanDecimalDisplayField -
コードによる設定

フィールドスタイラーによるスタイル設定は、コードから行うことも可能です。 次のサンプルコードは、フィールドスタイラーのSetActiveFieldStyle メソッドを使って日付時刻コントロール(GcDateTime1)のアクティブフィールドの背景色を黄色に設定する例です。
SetActiveFieldStyle メソッドは、コントロールのアクティブフィールドにスタイルを適用します。

Imports GrapeCity.Win.Editors

' フィールドスタイルを作成
Dim Fs as New FieldStyle()
' 背景色を黄色に設定
Fs.BackColor = Color.Yellow

' GcDateTime1のアクティブフィールドにスタイルを適用
GcFieldStyler1.SetActiveFieldStyle(GcDateTime1, Fs)
using GrapeCity.Win.Editors;

// フィールドスタイルを作成
FieldStyle fs = new FieldStyle();
// 背景色を黄色に設定
fs.BackColor = Color.Yellow;

// GcDateTime1のアクティブフィールドにスタイルを適用
gcFieldStyler1.SetActiveFieldStyle(GcDateTime1, fs);
参照

 

 


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