GrapeCity InputMan for Windows Forms 10.0J
Service Pack 1の新機能と変更点

ここでは、Service Pack 1(以下、SP1)の新機能と変更点について解説します。

新機能

.NET Framework 4.7.1対応

SP1では新たに、.NET Framework 4.7.1での利用もサポートします。

ATOK 2017対応

SP1では、日本語入力システムとして ATOK 2017 に対応しました。

変更点

パスワード表示ボタンの動作の変更

GcTextBoxコントロールとGcMaskコントロールの PasswordRevelationModeプロパティを「ShowEyeButton」に設定すると、パスワード入力中にパスワード表示ボタン(目のマークのアイコン)が表示されますが、SP1でパスワード表示ボタンの動作を変更しました。
具体例としてGcTextBox1へのパスワード入力時の動作を以下に説明します。

InputMan for Windows Forms 8.0J と InputMan for Windows Forms 10.0J初版の場合
  1. GcTextBox1にパスワードを入力します。入力中にパスワード表示ボタンが表示されます。
  2. ほかのコントロールにフォーカスを移動し、再度GcTextBox1にフォーカスが戻った時、パスワード表示ボタンは表示されません。
  3. GcTextBox1に入力したパスワードを削除します。
  4. 再度ほかのコントロールにフォーカスを移動してからGcTextBox1に戻って入力すると、パスワード表示ボタンが再び表示されます。

この動作は、マイクロソフト社のブラウザー「Internet Explorer」のパスワードボックスと同様の動作です。

InputMan for Windows Forms 10.0J SP1の場合
  1. GcTextBox1にパスワードを入力します。入力中にパスワード表示ボタンが表示されます。
  2. ほかのコントロールにフォーカスを移動し、再度GcTextBox1にフォーカスが戻った時、パスワード表示ボタンは表示されません。
  3. GcTextBox1に入力したパスワードを削除して再度パスワードを入力すると、パスワード表示ボタンが表示されます。

この動作は、マイクロソフト社の最新ブラウザー「Microsoft Edge」と同様の動作です。

不具合修正

SP1で修正された不具合に関しては、付属のリリースノート(ReleaseNote_xxx.htm)の「更新履歴」をご確認ください。

  • リリースノートのファイル名(xxxの部分)は、製品のリリース時期によって変化します。
  • リリースノートは、製品をインストールしたフォルダ内にあり、スタートメニューやアプリビューの[GrapeCity InputMan for Windows Forms 10.0J]−[InputMan for Windows Forms 10.0J リリースノート]からも起動できます。
参照

 

 


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