列の定義

FlexGrid のデフォルト機能の 1 つである自動列生成と共にこのコントロールを使用して、どの列を選択してどのような順序で表示するかを決めることができます。これにより、各列の幅、見出し、書式設定、配置などのプロパティを制御できます。FlexGrid の列を定義する際は、autoGenerateColumns が false に設定されていることを確認してください（デフォルトでは true）。

次の図は、列を定義した後の FlexGrid を示しています。

FlexGrid Defining Columns

次のコード例は、FlexGrid 列を定義する方法を示します。例では、「クイックスタート」セクションで作成したサンプルを使用します。

//列の自動生成を制限します。
grid.autoGenerateColumns = false
    
//最初の列を定義します。
var c1 = GridColumn()
c1.binding = "Id"

//2 番目の列を定義します。
var c2 = GridColumn()
c2.binding = "Amount"

//2 番目の列に通貨書式を設定します。
c2.format = "C"
    
//3 番目の列を定義します。
var c3 = GridColumn()
c3.binding = "Country"

//列オブジェクトの追加。
grid.columns.addObject(c1)
grid.columns.addObject(c2)
grid.columns.addObject(c3)

//列の自動生成を制限します。
grid.autoGenerateColumns = false;

//最初の列を定義します。
FlexColumn *c1 = [[GridColumn alloc] init];
c1.binding = @"Id";

//2 番目の列を定義します。
FlexColumn *c2 = [[GridColumn alloc] init];
c2.binding = @"Amount";

//2 番目の列に通貨書式を設定します。
c2.format = @"C";

//3 番目の列を定義します。
FlexColumn *c3 = [[GridColumn alloc] init];
c3.binding = @"Country";

//列オブジェクトの追加。
[grid.columns addObject:c1];
[grid.columns addObject:c2];
[grid.columns addObject:c3];

//列の自動生成を制限します。
grid.AutoGenerateColumns = false;

//最初の列を定義します。
Column c1 = grid.Columns.GetItem<Column>(0);
c1.Binding = "Id";

//2 番目の列を定義します。
Column c2 = grid.Columns.GetItem<Column>(1);
c2.Binding = "Amount";

//2 番目の列に通貨書式を設定します。
c2.Format = "c";

//3 番目の列を定義します。
Column c3 = grid.Columns.GetItem<Column>(2);
c2.Binding = "Country";

//列オブジェクトの追加。
grid.Columns.Add(c1);
grid.Columns.Add(c2);
grid.Columns.Add(c3);