SpellChecker for WPF/Silverlight
MainDictionary
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メイン辞書は、読み取り専用の圧縮された単語リストで、一般に数十万の単語が格納されます。通常、メイン辞書は、次の例のように、アプリケーションの起動時に LoadAsync メソッドを使用してロードされます。

C#
コードのコピー
public Page()
  {
    InitializeComponent();
    // 他の初期化...
    // メイン辞書をロードします
    SpellDictionary md = c1SpellChecker1.MainDictionary;
    md.LoadCompleted += md_LoadCompleted;
    md.LoadProgressChanged += md_LoadProgressChanged;
    md.LoadAsync("C1Spell_en-US.dct");
  }

LoadAsync メソッドは、1つのパラメータとしてスペル辞書の URL を受け取ります。通常、スペル辞書はアプリケーションの一部として配布されます。上の例は、SpellChecker に付属するアメリカ英語のスペル辞書 C1Spell_en-US.dct をロードします。この辞書には、約 120,000 の単語が収録され、サイズは 250 キロバイトです。

LoadAsync メソッドは、メイン辞書を非同期にロードするため、辞書をサーバーからダウンロードしている間にアプリケーションを開始できます。ダウンロードが完了すると、C1SpellChecker コンポーネントは、C1SpellChecker コンポーネントが利用可能かどうかを判断するために使用される LoadCompleted メソッドを起動します。

MainDictionary.State プロパティを使用すると、メイン辞書のロードが成功したかどうかをいつでも確認できます。

Stream オブジェクトからメイン辞書をロードし、必要に応じてロードプロセスをカスタマイズすることもできます。

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