Scheduler for WPF が備える便利な主要機能の一部を以下に示します。
複数の組み込みデータビューから選択する
C1Scheduler コントロールには、5つの組み込みデータビューがあります。このデータビューを使用することで、スケジュールをさまざまな方法で表示する機能をユーザーに提供できます。スケジュールを日、週、週間勤務日、または月単位で表示できます。 ビューの変更の詳細については、「データビュー」を参照してください。
カスタムビューを作成する
カスタムスケジュールビューを作成して使用することができます。
任意のデータソースにスケジュールを連結する
Scheduler for WPF には、標準の ADO.NET データ連結を使用する方法と、組み込みデータソースを使用する方法があります。C1ScheduleStorage コンポーネントと連携するデータソース設定を使用することで、テーブル内の各列にデータソースをマップし、予定、カテゴリ、連絡先、ラベル、リソース、予定の状態などを保存したりロードすることができます。
カスタマイズされたダイアログボックスの作成
Scheduler for WPF では、[予定]、[繰り返し]、[アラーム]などのダイアログボックスに対して、独自の外観を設定できます。それには、Scheduler for WPF に付属するデフォルトのテンプレートをコピーし、目的の要素をカスタマイズします。空のテンプレートを作成したり、[予定]などのダイアログボックスを最初から設計することもできます。Scheduler for WPF テンプレートの詳細については、「C1Scheduler のデフォルトのスタイルとテンプレート」を参照してください。
Outlook 形式の予定の作成
C1Scheduler コントロール内で新しい予定の追加や既存の予定の編集を簡単に行えます。Microsoft Outlook と同様に、予定を1回だけ発生させたり、設定した時間が過ぎるまで何回も発生させることができます。また、予定を忘れないためにアラームを設定できます。さらに、C1Scheduler は、ユーザーが予定を管理しやすいように、12 個の組み込みラベルと4つの空き状況オプションのほか、カスタムラベルを作成する機能も提供しています。予定はカテゴリに分けて整理でき、各予定にリソースや連絡先を指定できます。
複数の書式のインポートとエクスポート
組み込みデータソースを使用する場合は、サポートされている書式(バイナリ、XML、iCal)の中からアプリケーションに適した書式でデータを保存またはロードできます。それには、C1ScheduleStorage の Export メソッドと Import メソッドを使用するか、C1Scheduler ルーティングコマンドの ExportCommand と ImportCommand を使用します。