前の手順では、新しい WPF アプリケーションを作成し、アプリケーションに C1RichTextBox コントロールと C1RichTextBoxToolbar コントロールを追加しました。実行時にツールバーの[スペルチェック]ボタンをクリックすると、現在はスペルチェックが設定されていないというメッセージが表示されます。この手順では、アプリケーションをさらにカスタマイズして、アプリケーションにスペルチェック機能を追加します。
アプリケーションにスペルチェック機能を追加するには、次の手順に従います。
ソリューションエクスプローラで、プロジェクトを右クリックし、[追加]→[既存の項目]を選択します。
[既存項目の追加]ダイアログボックスで、RichTextBoxSamples サンプルフォルダ内にある C1Spell_en-US.dct ファイルを見つけます。デフォルトでは、ComponentOne Samples\WPF\C1.WPF.RichTextBox\RichTextBoxSamples\RichTextBoxSamples.Web または ComponentOne Samples\Silverlight 4.0\C1.Silverlight.RichTextBox\RichTextBoxSamples\RichTextBoxSamples.Web の Documents フォルダにインストールされます。
これはアメリカ英語の辞書ファイルです。代わりに別のファイルを追加する場合は、適切なコードを使用して以下の手順を変更できます。
ソリューションエクスプローラで、MainPage.xaml ファイルを右クリックし、[コードの表示]を選択して、コードファイルを開きます。
コードエディタで、次のコードを追加して次の名前空間をインポートします。
RichTextBoxコントロールでスペルチェック機能を追加するには、次のコードを MainPage コンストラクタに追加します。
MainPage コンストラクタの先ほど追加したコードの下に、次のコードを追加します。
このコードは、C1RichTextBox コントロールにコンテンツを追加します。テキストに意図的にスペルミスを入れてください。