OLAP for WPF /Silverlight
小計機能の指定
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データのカスタムビューを作成する際、列または行で "Sum" 以外の集計関数を実行したい場合があります。たとえば、データの平均値または最大値を検索する場合です。これは、[フィールドの設定]ダイアログボックスを使用するか、コードで簡単に実行できます。

データに対して実行する関数を実行時に指定するには:

  1. C1OlapPanel[値]フィールドを右クリックします。
  2. コンテキストメニューの[フィールドの設定]をクリックします。[フィールドの設定]ダイアログボックスが開きます。
  3. [小計]タブをクリックします。
  4. 次のオプションのうちの1つを選択します。
    Sum グループの合計を取得します。
    Count グループ内の値の数を取得します。
    Average グループの平均を取得します。
    Maximum グループ内の最大値を取得します。
    Minimum グループ内の最小値を取得します。
    First グループ内の最初の値を取得します。
    Last グループ内の最後の値を取得します。
    Variance グループの標本分散を取得します。
    Standard Deviation グループの標本標準偏差を取得します。
    Variance Population グループの母分散を取得します。
    Standard Deviation Population グループの母標準偏差を取得します。
  5. [OK]をクリックして、[フィールド設定]ダイアログボックスを閉じます。サマリーテーブルの値が変化していることを確認してください。

データに対して実行する関数をコードで指定するには:

フィールドの C1OlapField.Subtotal プロパティを使用して、関数を指定します。このサンプルコードでは、最初にビューが作成され、次に製品別に平均単価が計算されます。

C#
コードのコピー
// ビューを構築します
var olap = this.c1OlapPage1.OlapEngine;
olap.ValueFields.Add("UnitPrice");
olap.RowFields.Add("OrderDate", "ProductName");
// 単価を書式設定し、平均を計算します
var field = olap.Fields["UnitPrice"];
field.Subtotal = Subtotal.Average;
field.Format = "c";