OLAP for WPF /Silverlight
C1OlapPanel
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C1OlapPanel コントロールは、C1OlapGrid 製品の中核となるものです。入力として生データを受け取る DataSource プロパティと、ユーザーが提供する基準に従ってデータを要約するカスタムビューを提供する PivotTable プロパティがあります。PivotTable は、すべての通常のコントロールに対してデータソースとして使用できる通常の DataTable オブジェクトです。

また、C1OlapPanel は、一般的な Excel 形式のドラッグアンドドロップインタフェースを備えています。このインタフェースを使用して、データのカスタムビューを定義できます。コントロールには、データソース内のすべてのフィールドを含むリストが表示されます。ユーザーはこれらのフィールドを、出力テーブルの行および列のディメンション、出力データセル内で要約された値、データのフィルタ処理に使用されるフィールドを表すリストにドラッグアンドドロップできます。

C1OlapPanel コントロールの中心には、ユーザーが選択した条件に従って生データを要約する C1OlapEngine オブジェクトがあります。これらの条件は、ソースデータ内の指定された列への接続、フィルタ条件、書式設定、および要約オプションを含む C1OlapField オブジェクトによって表されます。ユーザーは、ソースの Fields リストから RowFields リスト、ColumnFields リスト、ValueFields リスト、および FilterFields リストの4つの補助リストに C1OlapField オブジェクトをドラッグすることにより、カスタムビューを作成します。フィールドは、コンテキストメニューを使用してカスタマイズできます。

C1OlapGrid アーキテクチャはオープンであることに注意してください。C1OlapPanel は、データテーブル、汎用リスト、LINQ 列挙など、すべての通常のコレクションを DataSource として扱います。次に、データを要約して、通常の DataTable を出力として生成します。C1OlapGrid には、OLAP データである C1OlapGrid および C1OlapChart を表示するために最適化された2つのカスタムコントロールが含まれますが、それ以外のコントロールを使用することもできます。

C1OlapPanel は次のようになります。

 

 

C1OlapPanel 領域

説明

フィルタ

フィルタ処理するフィールドを指定します。

行フィールド

指定されたフィールド内の項目は、グリッドの行ヘッダーになります。これらの項目は、チャートの Y 軸に入ります。

列フィールド

指定されたフィールド内の項目は、グリッドの列ヘッダーになります。これらの項目は、チャートで凡例の入力に使用されます。

指定されたフィールドの合計を示します。

更新を遅らせる

このチェックボックスをオンにすると、ビュー定義の修正中に発生する自動更新が一時停止されます。

実行時に[フィルタ][列フィールド][行フィールド][値]領域内のフィールドを右クリックすると、コンテキストメニューが表示され、フィールドを別の領域に移動できます。フィールドを削除することもできます。また、[フィールド設定]をクリックして、フィールドの書式設定やフィルタの適用を行うこともできます。詳細については、「フィールド内のデータをフィルタ処理」を参照してください。