Gauges for WPF/Silverlight
ゲージコントロールが便利な理由
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ゲージは1つの値を示すだけです。ゲージではなく単純なラベルを使用して値を表示することもできるのに、なぜゲージコントロールを使用する必要があるのでしょうか。

ゲージには範囲を表示することもできるため、ユーザーは現在の値が大きいか、小さいか、それとも中間であるかを即座に判断することができます。このため、ゲージの方がわかりやすくて便利です。2つのラベルを追加して範囲と現在値を表示することもできますが、こうすると、わかりにくいユーザーインターフェイスになります。このため、多くのアプリケーションでは、進行状況を表示するために、ラベルではなく、単純な直線型ゲージの進捗状況インジケータを使用しています。

ゲージは、単純なラベル(またはスライダやスクロールバー)より視覚的にわかりやすく、アプリケーションの価値を高めます。

しかし、デザイナに XAML で魅力的なゲージを作成してもらい、要素をアニメーション表示して現在値を示すこともできるのに、ゲージコントロールを使用する理由があるのでしょうか。なぜ、コントロールを使用するのでしょうか。

これには、いくつかの理由があります。まず、誰もが優れたデザイナというわけではなく、また、優れたデザイナに依頼できるとも限りません。次に、アプリケーションに必要なゲージが1つだけではないこともあります。さまざまな範囲に渡る値を表示するために、複数のゲージが必要になる可能性があります。アプリケーションを記述するときには、実際の範囲(現四半期の最大売上値など)すらわかっていない場合もあります。

ゲージコントロールを使用すれば、手作業で XAML のコードを記述しなくても、データに基づいて、プログラムによって柔軟に範囲を調整できます。