FlexReport for WPF
データのフィルタ処理

特定の条件に基づいてデータの一部だけを表示する場合は、データのフィルタ処理が重要となります。FlexReport では、DataSource.Filter を使用してデータがフィルタ処理されます。

たとえば、「クイックスタート」で作成したレポートで、1 つの Employee ID に対応する従業員詳細を表示することにします。Detail セクションで EmployeeID フィールドが追加されている場所に、次のコードを追加して、'EmployeeID = 2' に対応する従業員詳細をフィルタ処理します。

//EmployeeID=2に対応する従業員の詳細をフィルタリングします
rep.DataSource.Filter="EmployeeID = 2";

プロジェクトを実行します。出力にEmployeeID = 2 の従業員の名前(First name)、姓(Last name)、役職(Title)、およびメモ(Notes)が表示されます。