FlexReport for WPF
計算フィールド
フィールドとカスタムフィールド > 計算フィールド

生データを使用しないフィールドを作成するには、計算フィールドが最適です。計算フィールドには、実行時に評価される式が設定されます。これらの式を使用して、データベースに保存されていないデータ値を生成します。

定義済み計算フィールドの追加

計算フィールドのドロップダウンには、定義済みの式がいくつか用意されています。FlexReportDesigner アプリケーションを使用して定義済みの計算フィールドを追加するには

  1. C1FlexReportDesigner で新しい FlexReport を作成します。
  2. [挿入]タブから、ページフッターセクションに[作成日]と[ページ n/m]の 2 つの計算フィールドを追加します。
    Add calculated field in Designer
  3. 設計領域で、これらの計算フィールド内の式を確認します。

    Calculated field
  4. レポートをプレビュー表示します。

    Preview field in the Designer

カスタム計算フィールドの追加

FlexReportDesigner アプリケーションで、計算フィールドを定義し、そのフィールドを追加するには

  1. 新しいレポートを作成します。  
  2. そのレポートを Orders Details テーブルに連結します。    
  3. グループヘッダーで、合計価格のラベルを表示するためのテキストフィールド Total を追加します。
  4. データ]タブに移動し、メインデータソースを右クリックして、[計算フィールドの追加]を選択します。VBScript エディタが表示されます。
  5. VBScript エディタで、次の式を記述します。

    Quantity*UnitPrice

  6. 前述した計算フィールドを次のようにドロップします。

    Add TotalPrice field in the Designer.
  7. レポートをプレビュー表示します。

    Preview report