FlexReport for WPF
Filter プロパティ (DataSource)
使用例 


C1.WPF.Report アセンブリ > C1.WPF.Report 名前空間 > DataSource クラス : Filter プロパティ
レポートに含めるデータ行をフィルタするために使用される式を取得または設定します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property Filter As System.String
'使用法
 
Dim instance As DataSource
Dim value As System.String
 
instance.Filter = value
 
value = instance.Filter
public System.string Filter {get; set;}
解説

Filter プロパティを使用して、 RecordSource プロパティを変更せずに、データソースに含めるレコードを制限します。

フィルタの使用は、RecordSource プロパティに 割り当てられた SQL 文で WHERE 節を指定するのに似ています。どちらの方法も、指定された条件に基づいてデータを フィルタします。違いは、Filter プロパティは既にメモリにロードされている テーブルに適用されますが、WHERE 文ではフィルタされたレコードだけが データベースからメモリにロードされることです。

大きなテーブルのごく一部だけを含むレポートを作成する場合は、 テーブル全体をメモリにロードする必要がないため、WHERE 文の方が適しています。 一方、テーブルが既にメモリにロードされている場合は、さらにデータをロードする必要がないため、 Filter プロパティの方が適しています。

フィルタ式の構文は FilterSyntax プロパティによって決定されます。

使用例
次のコードは、Filter プロパティを使用してデータソースにフィルタを適用する方法と、 SQL 文で WHERE 句を使用してデータソースにフィルタを適用する方法を示します。
if (useFilterProperty)
{
// すべてのレコードをロードし、メモリ内でフィルタします
_c1r.DataSource.RecordSource = "SELECT * from Employees";
_c1r.DataSource.Filter = "HireDate >= '1/1/1993' AND Country = 'UK'";
}
else
{
// 選択したレコードだけをロードします
_c1r.DataSource.RecordSource = "SELECT * from Employees " +
"WHERE HireDate >= #1/1/1993# AND Country = 'UK'";
参照

DataSource クラス
DataSource メンバ