FlexGrid for WPF
カスタムエディタの使用
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FlexGrid コントロールには、チェックボックスとコンボボックスという 2 つの組み込みエディタが付属します。チェックボックスは Boolean 値を表すためにサポートされ、コンボボックスでは、テキストを入力したり、オートコンプリートリストから値を選択することができます。このコンボボックスは、通常のテキストボックスをオートコンプリートリスト付きに拡張する C1FlexComboBox クラスを実装します。

次の図に、FlexGrid でエディタとして使用されるチェックボックスとコンボボックスを示します。

Built-in editors

ただし、FlexGrid では、組み込みエディタ以外にも、独自のエディタを作成して使用できます。カスタムエディタを作成するには、次の方法があります。

組み込みエディタとカスタムエディタのどちらを使用する場合でも、PrepareCellForEdit イベントを使用することで、エディタをアクティブ化する前に設定することができます。たとえば、次のコードは、選択範囲では背景が青色、文字が黄色になるようにエディタを変更します。

C#
コードのコピー
// イベントハンドラを登録します
_grid.PrepareCellForEdit += _grid_PrepareCellForEdit;

// 選択範囲の外観を変更して、エディタをカスタマイズします
void _grid_PrepareCellForEdit(object sender, CellEditEventArgs e)
{
  var b = e.Editor as Border;
  var tb = b.Child as TextBox;
  tb.SelectionBrush = new SolidColorBrush(Colors.Blue);
  tb.SelectionTextBrush = new SolidColorBrush(Colors.Yellow);
}