FlexGrid では、シンプルなグリッドのほかに高度なデータ可視化機能を使用できます。以下に、これらの機能を一覧にします。

• 柔軟なデータ連結
  FlexGrid は、連結モードでも非連結モードでも使用できます。連結モードでは、データソースからデータを取得して表示します。非連結モードでは、グリッド自身がデータを管理します。
  
  
• 高度なグリッド機能
  FlexGrid は、セル結合、データフィルタ処理、ソート、編集、集計などの高度なグリッド機能をサポートします。隣接する同じ値のセルを結合して複数のセルにまたがってデータを表示したり、セルの範囲に対して合計、平均などの統計値を計算したり、グリッドの各列にフィルタを適用することができます。
  
  
• 階層化されたスタイル
  FlexGrid は、ツリー形式の階層化スタイルにデータをまとめます。各レコードを展開または折りたたんで、子グリッドに詳細を表示できます。
  
  
• 印刷のサポートの統合
  FlexGrid には印刷のサポートが組み込まれ、用紙の方向、マージン、フッターテキストなどを制御できます。改ページを処理したり、繰り返しのヘッダー行を追加したり、各ページにカスタム要素を追加するなど、さまざまな印刷イベントを提供するリッチオブジェクトモデルを備えます。ダイアログを表示して、プリンタの選択や設定をユーザーに任せることもできます。
  
  
• 高度なグループ化とフィルタ処理機能
  FlexGrid は、独立したアセンブリとして提供される独立したコントロール FlexGridGroupPanel により、UI 機能としてグループ化をサポートします。同様に、このコントロールには FlexGridFilter コンポーネントが付属します。このコンポーネントはアドホックなフィルタ処理を可能にし、フットプリントを抑えるために別個に提供されます。
  
  
• カスタムセル
  FlexGrid は、カスタムセルによってグリッドの大幅なカスタマイズをサポートします。コントロールは、ビジュアル要素をカスタマイズするために、CellFactory クラスと組み込みの CellTemplate および CellEditingTemplate を提供します。
  
  
• 行の詳細
  FlexGrid では、データテンプレートで柔軟に行詳細を表示できます。これを使用して、テキストや画像だけでなくデータ連結コントロールを表示できます。
  
  
• 固定とピン留め
  実行時にマウスをドラッグして行と列を固定できます。 1つ以上の列をFlexGridの左側にピン留めできます。 FlexGridの列の固定を使用すると、特定の列の順序で列をロックできます。これにより、グリッドを水平方向にスクロールしながら列を表示できます。