DataSource for Entity Framework for WPF/Silverlight
ライブビューのパフォーマンス
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ライブビューのパフォーマンスについて最初に考慮する必要があるのは、ライブビューの機能には必然的に代償が伴うということです。ベースデータとの同期を維持するようにビューを保守する作業は最適化されており、高速に実行されます。それでも、ベースデータを変更したりビューを保守するには、いくらかのリソースが消費されます。また、ビューに最初にデータを挿入する際にも、さらに追加リソースが消費されます。この代償はそれほど大きくありませんが、存在することに変わりはなく、主にメモリ消費量の増加という形で現れます。ライブビューにデータが挿入されると、メモリ内に何らかの内部データが作成され、ベースデータが変更されると、その内部データを使用して高速にビューが保守されます。

この追加メモリ消費量は適度なもので、結果のリスト自体に必要なメモリ量とほぼ同じです。このため、ライブビューの機能に必要な追加リソース量が低から中程度であるとしても、ライブビューは、クエリーの結果をライブの状態に保つ必要が本当にある場合、つまりその結果が何度も必要になり、ベースデータが変化しているために結果も変化する場合にのみ使用した方がよいことは明らかです。

ライブビューのパフォーマンスには、このほかにも2つの側面があります。