選択範囲のカスタマイズ

Calendar コントロールのデフォルトの動作をカスタマイズして、特定の日付を選択できます。たとえば、異なる週の 2つの日付をタップするだけで、平日だけを選択できるようにしたいとします。それには、OnSelectionChanging イベントをサブスクライブし、ハンドラに選択条件を適用するだけです。

次の図は、異なる週の 2 つの日付をタップすると、平日だけが選択され、週末が選択解除される Calendar です。

次のコード例は、C# と XAML で選択項目をカスタマイズする方法を示しています。このコード例では、「クイックスタート」セクションで作成したサンプルを使用します。

サンプルコード

次に示すように、XAML で <Grid></Grid> タグ間で SelectionChanging イベントをサブスクライブします。

XAML	コードのコピー
<Grid> <c1:C1Calendar SelectionChanging="OnSelectionChanging" MaxSelectionCount="-1"/> </Grid>

コードビューに切り替えて、2 つの週の 2 つの日付の間の平日だけが選択されるように、次のコードを追加します。

C#	コードのコピー
private void OnSelectionChanging(object sender, CalendarSelectionChangingEventArgs e) { foreach (var date in e.SelectedDates.ToArray()) { if (date.DayOfWeek == DayOfWeek.Saturday \|\| date.DayOfWeek == DayOfWeek.Sunday) e.SelectedDates.Remove(date); } }

コードのコピー

private void OnSelectionChanging(object sender, CalendarSelectionChangingEventArgs e)
        {
            foreach (var date in e.SelectedDates.ToArray())
            {
                if (date.DayOfWeek == DayOfWeek.Saturday || date.DayOfWeek == DayOfWeek.Sunday)
                    e.SelectedDates.Remove(date);
            }

        }