データソース内の列や行の数によっては、グリッド内にデータセルがない部分ができる場合があります。ただし、 ExtendRightColumn プロパティや EmptyRows プロパティを使用すると、このような「デッドエリア」をなくすことができます。デッドエリアの色を変更するには、BackColor プロパティを使用します。
後の列が完全に見えるまで水平方向にグリッドをスクロールすると、通常は、最後の列とグリッドの右境界線の間に空白の領域が表示されます。
この空白の領域の色は、システムの 3D オブジェクト色(ボタン表面の色)の設定に依存し、通常は灰色です。ExtendRightColumn プロパティを使用すると、この空白の領域をなくすことができます。このプロパティのデフォルト値は False ですが、これを True に設定すると、最後の列の幅がグリッドの右端まで広がります。
データソース内の行が、グリッドに表示できる行より少ない場合、AddNew 行(AllowAddNew が False の場合は最後のデータ行)より下の領域は空白になります。
この空白の領域の色は、システムの 3D オブジェクト色(ボタン表面の色)の設定に依存し、通常は灰色です。EmptyRows プロパティを使用すると、この空白の領域をなくすことができます。このプロパティのデフォルト値は False ですが、これを True に設定すると、最後のデータ行の下に空の行が表示されます。
空の行はフォーカスを受け取ることができません。
EmptyRowsとExtendRightColumn の両方のプロパティを True に設定すると、グリッド内部の空白の領域を完全になくすことができます。