True DBGrid for WinForms
クイックスタート

このクイックスタートでは、C1TrueDBGrid アプリケーションの作成、データソースへのグリッドの連結、グリッドの外観と動作のカスタマイズを手順ごとに説明します。C1TrueDBGrid を使用して、強力なデータベースアプリケーションを簡単に作成できます。

このクイックスタートでは、Access データベースの TDBGDemo.mdb を使用しますが、これはデフォルトで C:\Program Files\ComponentOne\WinForms\Data にインストールされます。

.NETでTrue DBGridコントロールで単純なWinFormsアプリケーションを作成するには、次の手順を実行します。
  1. 新しいWindowsフォームアプリケーションを作成します。

  2. C1.Win.TrueDBGridNuGetパッケージの参照を追加します。ツールボックスからTrue DBGridコントロールをフォームにドラッグアンドドロップします。 C1TrueDBGridタスクメニューから[親コンテナにドッキングする]オプションをクリックします。

  3. サンプルデータソースクラスを作成します。

  4. C1.Win.TrueDBGrid.BaseGrid.Frame クラスの DataSource プロパティを使用して、True DBGridをこのデータソースに連結します。 これにより、True DBGridコントロールにデータが入力されます。

    C#
    コードのコピー
    //データソースに連結します
    var data = C1.DemoData.DataSource.GetRows("Select * from Data");
    c1TruedbGrid1.DataSource = data;
    
  5. Caption、AllowAddNewAlternatingRowsEvenRowStyleプロパティを使用してグリッドをカスタマイズすることもできます。

    C#
    コードのコピー
    //True DbGridをカスタマイズします
    c1TruedbGrid1.Caption = "Data";
    c1TruedbGrid1.AllowAddNew = true;
    
    c1TruedbGrid1.AlternatingRows = true;
    c1TruedbGrid1.EvenRowStyle.BackColor = Color.LightBlue;
    

    コードを実行し、出力を確認します。

Note: WinForms .NET6 Edition does not include rich design-time support yet. We will enhance it in future releases.

This section demonstrates how to create a TrueDBGrid application in .NET Framework by binding it to an external datasource using the TrueDBGrid Tasks menu. We will also learn how to customize the grid application using the Tasks menu.

手順 1:C1TrueDBGrid アプリケーションの作成

この手順では、フォームに C1TrueDBGrid コントロールを追加し、単純なグリッドアプリケーションを作成します。次の手順を実行します。

  1. 新しい .NET プロジェクトを作成します。
  2. ツールボックスを開き、C1TrueDBGrid アイコン をダブルクリックします。グリッドがフォームに追加され、C1TrueDBGrid タスクメニューが表示されます。
  3. C1TrueDBGrid タスクメニューから、親コンテナにドッキングをクリックします。C1TrueDBGrid タスクメニューにアクセスする方法については、「C1TrueDBGrid Tasks メニュー」を参照してください。

これで、単純なグリッドアプリケーションが作成されました。次の手順では、C1TrueDBGrid コントロールをデータソースに連結する方法について説明します。

手順 2:DataSet への C1TrueDBGrid の連結

この手順では、C1TrueDBGrid コントロールを DataSet に連結する方法について説明します。また、True DBGrid の基本的なプロパティについて説明し、グリッドの実行時の機能を確認します。次の手順を実行します。

  1. C1TrueDBGrid のスマートタグをクリックしてC1TrueDBGrid タスクメニューを開きます。データソースの選択ドロップダウン矢印を選択し、プロジェクトデータソースの追加をクリックします。
  2. データソース構成ウィザードが表示され、データベースが選択されています。次へをクリックします。
  3. データベースを検索して接続するために、新しい接続 ボタンをクリックします。
  4. 参照 ボタンをクリックし、C:\Program Files\ComponentOne\WinForms\Data ディレクトリにある TDBGDemo.mdb を見つけます。これを選択し、開くをクリックします。
  5. 接続のテストボタンをクリックし、データベースまたはサーバーに正しく接続されていることを確認して、OKをクリックします。データ接続ドロップダウンリストに新しい文字列が表示されます。
  6. 次へボタンをクリックして続行します。データファイルをプロジェクトに追加して接続文字列を修正するかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。いいえをクリックします。
  7. 次のウィンドウでは、デフォルトで次の名前で接続を保存するチェックボックスがオンになっており、テキストボックスに自動的に名前が入力されています。次へをクリックして続行します。
  8. データベースオブジェクトの選択ウィンドウで、データセットに必要なテーブルとフィールドを選択します。Composer テーブルを選択します。
    データセット名テキストボックスに、データセットのデフォルト名が表示されます。
  9. 完了をクリックしてウィザードを終了します。これで、フォームに DataSet、BindingSource、および TableAdapter が表示されます。
  10. フォームをダブルクリックします。Visual Studio が Form_Load イベントに次のコードを追加していることがわかります。
    C#
    コードのコピー
    this.composerTableAdapter.Fill(this.c1NWindDataSet.Composer);
    

Run the program and observe the following:

Notice that the data from the Composers table is reflected in the grid:
 

C1TrueDBGrid、DataSet からデータベーススキーマ情報を取得し、自動的に自分自身を設定して、データベーステーブルに含まれるすべてのフィールドを表示します。デフォルトの列ヘッダーとして、フィールド名が使用されることに注意してください。

これで、C1TrueDBGrid コントロールが DataSet に正しく連結されました。次のセクションでは、C1TrueDBGrid コントロールの外観と動作の設定をカスタマイズします。

手順 3:C1TrueDBGrid 設定のカスタマイズ

前の手順では、C1TrueDBGrid をプロジェクトに追加し、グリッドを設定し、そのグリッドをデータソースに連結しました。この手順では、グリッドの外観と動作の設定をカスタマイズします。次の手順を実行します。

前の手順では、C1TrueDBGrid をプロジェクトに追加し、グリッドを設定し、そのグリッドをデータソースに連結しました。この手順では、グリッドの外観と動作の設定をカスタマイズします。次の手順を実行します。

  1. デザインビューに切り替えて、C1TrueDBGrid1 のスマートタグをクリックし、C1TrueDBGrid タスクメニューを開きます。
  2. C1TrueDBGrid タスクメニューで、次のプロパティを設定します。
    • Caption プロパティをComposersに設定して、グリッドにキャプションを追加します。
    • 追加を有効にするチェックボックスと編集を有効にするチェックボックスを選択して AllowAddNew プロパティと AllowUpdate プロパティを True に設定し、グリッドを編集できるようにします。
    • 行の色を互い違いにするチェックボックスを選択して、 AlternatingRows プロパティを True に設定します。
    • VisualStyle プロパティを Office2007Blue に設定して、グリッドの外観を設定します。
  3. プロパティウィンドウで、EvenRowStyle.BackColor プロパティを LightSteelBlue に設定します。

このトピックの作業結果

これで、C1TrueDBGrid のカスタマイズが完了しました。グリッドの外観が変更され、グリッド内のデータを追加および編集できるようになりました。


これで C1TrueDBGrid のクイックスタートは終了です。コードを1行も記述することなく、True DBGrid for WinForms アプリケーションを作成し、グリッドをデータソースに連結し、グリッドの外観と動作の設定を変更できました。