Themes for WinForms
アプリケーションへの組み込みテーマの適用
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アプリケーション内のコントロールに簡単にテーマを適用するには、次のように C1ThemeController を使用します。

  1. Visual Studio のフォームデザイナで、アプリケーションに属するフォームを開きます。この例では、ComponentOne WinForms サンプルの SimpleTextEditor を開きます。
  2. デザイナのツールボックスから、C1ThemeController をドラッグしてフォームにドロップします。(C1ThemeController は C1.Win.C1Themes.4.5.2 アセンブリから提供されます。ツールボックスにない場合は、手作業で追加できます。)
    注意:C1ThemeController を使用するプロジェクトでは C1.C1Zip.4.5.2 アセンブリを参照する必要があります。
    ThemeController ダイアログボックスが表示されます。

    これで、アプリケーション全体のデフォルトテーマ、現在のコントローラのデフォルトテーマ、およびフォームに既にあるサポートされているすべてのコントロールに対するテーマを選択できます。メモ:このダイアログボックスは、[C1ThemeControllerのタスク]メニューの[テーマの設定]アクションから開くこともできます。
    最初にダイアログボックスが表示された際は、フォームに既にあるサポートされているすべてのコントロールに対するテーマが "(なし)" に設定されています。これは、それらのコントロールのプロパティ設定が意図せず失われないようにするためです。

  3. ダイアログの[すべてを(デフォルト)に設定]ボタンをクリックして、すべてのコントロールにデフォルトのテーマを設定します。一部のコントロールが意図的にカスタマイズされている場合は、この操作を行う必要はありません。
    注意:C1ThemeController コンポーネントが既に含まれるフォームに新しいコントロールをドロップすると、それらのテーマは自動的に "(デフォルト)" に設定されます。
  4. 有効な組み込みテーマのリストからデフォルトのアプリケーションテーマを選択します。このテーマ名は、App.config ファイルに自動的に保存されます。
  5. 現在のテーマコントローラのテーマ('c1ThemeController1 テーマ')はデフォルト値 "(デフォルト)" のままにします。したがって、アプリケーションテーマ GreenHouse が使用されます。
  6. 上で説明した [すべてを(デフォルト)に設定]ボタンをクリックして、フォームにあるサポートされているすべてのコントロールにデフォルトのテーマを設定します。
  7. 最後に、[OK]ボタンをクリックしてダイアログを閉じ、フォーム内のコントロールに指定したテーマを適用します。
  8. アプリケーションに複数のフォームがある場合は、アプリケーションのすべてのフォームに対して上の手順を繰り返します。ただし、デフォルトのアプリケーションテーマの指定は既に行われているので省略します。

完了したら、設計時と実行時のどちらの場合でも、選択したアプリケーションテーマがフォーム内のコントロールに適用されます。
次の図は、SimpleTextEditor アプリケーションに GreenHouse テーマが適用されたところです。