Scheduler for WinForms は、予定の視覚的グループ化をサポートします。C1Schedule コントロールは、リソース、連絡先、カテゴリによるグループ化と Owner プロパティ値を使用したグループ化をサポートします。 C1Schedule ビューと表示スタイルはすべてグループ化をサポートし、グループ間のナビゲーション用の UI 要素を含みます。

Scheduler for WinForms の次のクラスはグループ化をサポートします。

• ScheduleGroupItem: GroupBy プロパティが設定されているか、デフォルトの UI が使用されている場合、単一のリソース、カテゴリ、または連絡先用の個々の UI 部分を表示するのに必要なすべてのデータを保持します。
• ScheduleGroupItemCollection: ScheduleGroupItem オブジェクトのコレクションを表します。

グループ化をサポートするために、次のプロパティが C1Schedule クラスに追加されました。

• GroupBy:グループ化のタイプを決定する文字列値を取得または設定します。

  このプロパティは、サポートされる次のキーワードのいずれかと同等に使用できます。

  • 空の文字列 - グループ化しない。
  • "Owner" - Owner プロパティ値によりグループ化する。
  • "Category" - Categories プロパティ値によりグループ化する。
  • "Contact" - Links プロパティ値によりグループ化する。
  • "Resource" -Resources プロパティ値によりグループ化する。

  デフォルト値は空の文字列です。

• ShowGroupNavigation: C1Schedule コントロールがグループナビゲーションボタンを表示するかどうかを決定するブール値を取得または設定します。デフォルト値は True です。このプロパティは GroupBy プロパティが設定されているときにのみ有効になります。
• ShowEmptyGroupItem: C1Schedule コントロールが空のグループ項目を表示するかどうかを決定するブール値を取得または設定します。このプロパティは GroupBy プロパティが設定されているときにのみ有効になります。このプロパティを True に設定すると、C1Schedule コントロールはオーナー（リソース、連絡先、またはカテゴリ）の割り当てなしでグループ項目を表示します。このグループ項目には、他のグループ項目に分類されないすべての予定が含まれます。デフォルト値は False です。
• EmptyGroupName: Name プロパティのデフォルト値として使用する文字列値を取得または設定します。 デフォルト値は "Calendar" です。
• GroupItems: 現在設定されているグループ化のタイプに対応する、利用可能なすべての ScheduleGroupItem オブジェクトのコレクションを取得します。
• VisibleGroupItems: 現在表示されている ScheduleGroupItem オブジェクトのコレクションを取得します。
• IsGrouped: C1Schedule コントロールでグループ化が設定されているかどうかを決定するブール値を取得します。
• SelectedGroupItem:選択されている ScheduleGroupItem を取得するか、選択が空の場合は null を返します。
• GroupPageSize: 同時に UI に表示される ScheduleGroupItem オブジェクトの最大数を決定する整数値を取得または設定この値を増やすとパフォーマンスに影響を与える場合があります。 デフォルト値は2です。

C1Schedule クラスの次のメソッドはグループ化をサポートします。

• NavigateToScheduleGroup: C1Schedule コントロールを、指定された増分だけ別の ScheduleGroupItem オブジェクトに移動したり、戻ったりします。