Reports for WinForms
VBScript 式
C1Report の使い方 > VBScript 式

VBScript 式は、レポートのコンテンツを取得、計算、表示、グループ化、ソート、フィルタ、パラメータ化、および書式設定するためにレポート定義内で広く使用されます。いくつかの式は自動的に作成されます。たとえば、ツールボックスからフィールドをレポートのセクションにドラッグすると、テキストボックスにそのフィールドの値を取得する式が表示されます。ただし、ほとんどの場合、レポートに機能を追加するには独自に式を作成する必要があります。

VBScript の式と文には次の違いがあります:

C1Report は、計算フィールドでの式の評価やレポートイベントの処理を VBScript に依存しています。レポートイベントとコントロールイベントの違いについては後で説明します。

VBScript は多機能の言語で、C1Report の式を記述する際は、VBScript のほとんどのメソッドと関数にアクセスできます。VBScript 固有の機能については、Microsoft Developer's Network (MSDN)をはじめ、多くの書籍や Web サイトで説明されているため、本マニュアルでは説明しません。)

新しい VBScript エディタでグローバルスクリプトを記述できます。このエディタを使用して、レポート全体からアクセス可能な VBScript の関数やサブルーチンを定義できます。エディタ内で、スクリプトを切り替えたり、フォントや色などのオプションを変更することができます。また、構文チェック、定義済み VBScript 関数、再編成されたスクリプト関数などの高度な機能を使用して、直感的なスクリプティングを簡単に行うことができます。

[VBScript エディタ]オプションを使用してグローバルスクリプトを記述するには

  1. C1ReportDesigner の[ホーム]タブに移動します。
  2. [VBScript エディタ]をクリックし、次の例のようなグローバルスクリプトを記述します。

        function Backcolor()
        Detail.Backcolor=rgb(255,0,0)
        end function

次のように、C1ReportDesignerGlobalScripts プロパティを使用してグローバルスクリプトを記述することもできます。     

  1. グローバルスクリプトを記述するレポートを選択します。
  2. レポートの GlobalScripts プロパティに移動し、省略符をクリックします。これで、[VBScript エディタ]ダイアログボックスが開きます。
  3. 上のように、VBScript エディタでグローバルスクリプトを記述します。    
                                           
    

   
これで、レポート全体から使用できるグローバル関数 'Backcolor()' が定義されます。

The VBScript Editor has the following additional features:

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