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タグ/式の構文
C1PrintDocument の使い方 > 式、スクリプト、タグ > タグ/式の構文

必要に応じて、ドキュメントの TagOpenParen および TagCloseParen プロパティを使用して、タグまたはスクリプトをテキストに取り込むために使用する角括弧を任意の文字列に変更できます。これは、ドキュメントの多くの角括弧を含める場合に役立ちます。デフォルトでは、これらは、結果の表示に影響を与えない場合でも、多くのリソースを消費する可能性のあるすべての式の解析を起動します。次に例を示します。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
doc.TagOpenParen = "@@@["
doc.TagCloseParen = "@@@]"

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
doc.TagOpenParen = "@@@[";
doc.TagCloseParen = "@@@]";

これらの例では、「@@@[」と「@@@]」で囲まれた文字列だけが式として解釈されます。

式の括弧は、次の例に示すように、前にバックスラッシュ記号を置くことによってエスケープすることもできます。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
Dim doc As New C1PrintDocument()
doc.Body.Children.Add(new RenderText("2 + 2 = \[2+2\]"))

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
C1PrintDocument doc = new C1PrintDocument();
doc.Body.Children.Add(new RenderText("2 + 2 = \[2+2\]"));

このコードでは、生成されるドキュメントに次のテキストが表示されます。

2 + 2 = [2+2]

これは、括弧がエスケープされるためです。

ドキュメントで TagEscapeString プロパティを使用して、エスケープ文字列を任意の文字列に変更できます。