Reports for WinForms
データが存在しないセクションを非表示にする
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詳細セクションの OnFormat  プロパティに式を指定することで、データに基づいてレポートフィールドの書式を変更できます。

たとえば、詳細セクションに画像コントロールを含むフィールドがある場合は、レコードに画像のデータが存在しないときに、そのレコードを非表示にできます。データ(この例では、レコードの画像)が存在しない場合に詳細セクションを非表示にするには、詳細セクションの OnFormat プロパティに次のスクリプトを追加します。:

If isnull(PictureFieldName) Then
  Detail.Visible = false
 Else
  Detail.Visible = true
End If

コードを使用して、データが存在しないセクションを非表示にするには:

データが存在しないセクション(この例では、レコードの画像)を非表示にするには、次のようなイベントスクリプトを使用します。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
C1Report1.Sections.Detail.OnFormat = "Detail.Visible = not
isnull(PictureFieldName)"

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
c1Report1.Sections.Detail.OnFormat = "Detail.Visible = not
isnull(PictureFieldName)";

デザイナを使用して、データが存在しないセクションを非表示にするには

コードを記述する代わりに、C1Report デザイナを使用して、詳細セクションの OnFormat プロパティの VBScript エディタに次のスクリプトコードを直接入力できます。次の手順を実行します。

  1. デザイナの[プロパティ]ウィンドウのドロップダウンリストから、[詳細]を選択します。これで、セクションで使用できるプロパティが表示されます。
  2. OnFormat プロパティの横にある空のボックスをクリックし、ドロップダウン矢印をクリックして、リストから[スクリプトエディタ]を選択します。
  3. エディタで、次の作業を実行します。
    • ウィンドウに次のスクリプトを入力します。
      If isnull(PictureFieldName) Then
      Detail.Visible = false
      Else
      Detail.Visible = true
      End If
    • または、簡潔なスクリプトを使用することもできます。 Detail.Visible = not isnull(PictureFieldName)
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