Maps for WinForms
クイックスタート

このクイックスタートガイドでは、Map コントロールのいくつかの機能について詳しく説明します。このセクションでは、Visual Studio で新しい WinForms アプリケーションを作成し、C1Map コントロールをアプリケーションに追加します。さらに、ベクターデータを追加し、アプリケーションを実行する方法を学習します。

以下の手順を実行して、データ連結とプロパティ設定後にC1Mapコントロールがどのように表示されるかを確認します。

C1Map コントロールを使用するアプリケーションの作成

  1. 新しい Windows フォームアプリケーションを作成します。
  2. [NuGetパッケージの管理]オプションを使用して、C1.Win.Mapアセンブリパッケージを追加します。
  3. ツールボックスからアプリケーションのフォームにC1Mapコントロールを追加します。
  4. C1Map コントロールの Dock プロパティを Fill に設定します。

マップへのベクターの追加

  1. コードビューで、次の名前空間を追加します。
    C#
    コードのコピー
    using C1.FlexMap;
    using C1.Win.Map;
    
  2. 次のコードを使用して、C1Map コントロールにマップを表示し、ベクターレイヤを追加します。
    C#
    コードのコピー
    //マップで使用されるタイルソースを指定します
    c1Map1.TileLayer.TileSource = new VirtualEarthRoadSource();
    //ベクタレイヤを作成して、マップに追加します
    C1.Win.Map.VectorLayer layer = new C1.Win.Map.VectorLayer();
    c1Map1.Layers.Add(layer);
    
     

    注意: Maps for WinFormsは、Bing Rest APIもサポートしています。このAPIを使用するには、以下のようにBing Mapsキーを VirtualEarthSource コンストラクタに渡す必要があります。
                   

    c1Map1.TileLayer.TileSource = new VirtualEarthHybridSource("Bing_maps_key");
    
          
  3. VectorPlacemark クラスを使用してレイヤにベクタープレースマーク要素を追加し、次のコードを使用して要素をカスタマイズします。
    C#
    コードのコピー
    //ベクタマーカーを作成して、レイヤに追加します
    C1.Win.Map.VectorPlacemark vpl = new C1.Win.Map.VectorPlacemark();
    layer.Items.Add(vpl);
    //ベクタプレースマークをカスタマイズします
    vpl.Style.BackColor = Color.Aqua;
    vpl.Marker.Shape = MarkerShape.Diamond;
    vpl.Marker.Size = new SizeF(10, 10);
    //ベクタプレースマークのジオメトリを設定します
    vpl.Geometry = new GeoPoint(75, 25);
    

要件に合わせて、VectorPolylineVectorPolygon などの他のベクター要素をマップに追加できます。

アプリケーションの実行

F5]キーを押してアプリケーションを実行し、C1Map コントロールに追加されたプレースマークベクターが表示されることを確認します。

マップには、プレースマークのほかに、さまざまなタイプのベクターデータを追加できます。C1Maps では、マップにマーカーを追加し、カスタマイズできます。また、画像をマーカーとして追加したり、凡例を追加することもできます。詳細については、「マーカー」を参照してください。