Map コントロールには、主に次のような便利な機能があります。

• ジオメトリの描画
  マップ内に地理座標に基づいてジオメトリ/図形/多角形/パスを描画できます。それには、Map コントロールのベクターレイヤを使用します。ベクターレイヤを使用して、次のような項目を描画できます。
  行政界（国境、県境など）
  地理情報（路線図、航路図の表示など）
  コロプレスマップ（国別の人口などの統計データを示すマップ）
  通常の Microsoft Virtual Earth ソースの代わりに、ベクターレイヤを使用して世界地図を表示することもできます。

• KML サポート
  ベクターレイヤは、基本的な KML のインポート/エクスポート機能をサポートします。KML は、マップ内の描画を交換するための標準ファイル形式です。詳細については、KMLをご参考ください。

• 豊富な地理情報
  Bing Map やカスタムソースなどのソースから、豊富な地理情報を表示できます。たとえば、Google Maps 用の独自のソースを構築できます。

• マップに多数の要素を表示可能
  C1Map では、ローカルデータやサーバーデータを仮想化することができます。仮想レイヤマップを使用することで、Map コントロールは、現在表示可能な要素だけを表示したり要求することができます。

• 強化されたエンドユーザー操作
  C1Mapでは、マウスまたはキーボードを使用してズーム、パン、距離スケーリングを行うことができます。 画面座標と地理座標のマッピングもサポートされています。 詳細については、エンドユーザー操作を参照してください。

• レイヤのサポート
  地理的な位置にリンクされたカスタム要素をマップ内に追加するには、レイヤを使用します。詳細については、「 レイヤ」を参照してください。