FlexPivot for WinForms
コードによるデータソースへの FlexPivot の連結
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FlexPivot コントロールは、コンピュータにローカルに保存されているデータソースにコードによって連結することもできます。FlexPivotPage コントロールをデータソース(Nwind_ja.mdb)にコードによって連結するには、次の手順を実行します。

コードの場合

  1. Visual Studio で新しい Windows フォームアプリケーションプロジェクトを作成します。
  2. フォームに FlexPivotPage コントロールをドラッグアンドドロップします。
  3. コードビューに切り替え、次のコードを追加して、標準の接続文字列を初期化します。
    Private Shared Function GetConnectionString() As String
        Dim path As String = Environment.GetFolderPath(Environment.SpecialFolder.Personal) 
        + "\ComponentOne Samples\Common"
        Dim conn As String = "provider=microsoft.jet.oledb.4.0;data source={0}\nwind_ja.mdb;"
        Return String.Format(conn, path)
    End Function
    
    static string GetConnectionString()
    {
        string path = Environment.GetFolderPath(Environment.SpecialFolder.Personal)
         + @"\ComponentOne Samples\Common";
        string conn = @"provider=microsoft.jet.oledb.4.0;data source={0}\Nwind_ja.mdb;";
        return string.Format(conn, path);
    }
    

    このコードは、システムの Documents\ComponentOne Samples\Common にインストールされている Nwind_ja.mdb データベースファイルとの接続を作成します。

  4. フォームのコンストラクタで次のコードを追加して、OLEDB アダプタを通してデータソースからデータを取得します。
    ' データをロードします。
    Dim da = New OleDbDataAdapter("select * from invoices", GetConnectionString())
    Dim dt = New DataTable()
    da.Fill(dt)
    
    // データをロードします。
    var da = new OleDbDataAdapter("select * from invoices", GetConnectionString());
    var dt = new DataTable();
    da.Fill(dt);
    
  5. フォームのコンストラクタで、 FlexPivotPage クラスの DataSource プロパティを使用して、FlexPivotPage コントロールをデータソースに連結します。
    ' データを バインドします。
    Me.C1FlexPivotPage1.DataSource = dt
    
    // データを バインドします。
    this.c1FlexPivotPage1.DataSource = dt;
    
  6. [F5] キーを押してアプリケーションを実行します。これで、FlexPivotPage が Nwind_ja.mdb ファイルに接続され、FlexPivotPanel でさまざまなデータフィールドを利用できます。

これで、データフィールドを[行]、[列]、および[値]リストにドラッグすることで、さまざまなビューを作成してデータを分析できます。