FlexGrid for WinForms
ソートインジケータ
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FlexGrid には、ソートの方向を示すソートインジケータ(小さな三角矢印の記号)が表示されます。また、グリッドでは、インジケータの表示/非表示の切り替え、位置の指定、カスタマイズなどを柔軟に行うことができます。

ソートインジケータの表示/非表示

デフォルトでは、FlexGrid で列ヘッダーをクリックして列をソートすると、ソートインジケータが表示されます。ただし、ShowSortPosition プロパティを None に設定することで、インジケータを非表示にすることもできます。このプロパティは、ShowSortPositionEnum 列挙に含まれる値を受け取ります。

ソートされた WinForms FlexGrid 列に表示されるソートインジケータを非表示にするには、次のコードを使用します。

// ソートインジケータを非表示にします
c1FlexGrid1.ShowSortPosition = ShowSortPositionEnum.None; 
' ソートインジケータを非表示にします
c1FlexGrid1.ShowSortPosition = ShowSortPositionEnum.None       

ソートインジケータの配置

デフォルトでは、ソートインジケータはヘッダーセルの右側に表示されます。ただし、列にフィルタが適用されると、ソートインジケータはヘッダーセルの上部に移動し、空いた場所にフィルタアイコンが表示されます。ソートインジケータの位置を固定するには、ShowSortPosition プロパティの値を Top または Right に設定します。

WinForms FlexGrid の列のソートインジケータの位置をカスタマイズするには、次のコードを使用します。

// ソートインジケータの位置を上側に変更します
c1FlexGrid1.ShowSortPosition = ShowSortPositionEnum.Top; 
' ソートインジケータの位置を上側に変更します
c1FlexGrid1.ShowSortPosition = ShowSortPositionEnum.Top       

ソートインジケータのカスタマイズ

FlexGrid には、ソートインジケータに使用する画像を指定するための GlyphEnum 列挙が用意されています。GlyphEnum とグリフのカスタマイズの詳細については、「カスタムグリフ」を参照してください。