スプライングラフは折れ線グラフと似ていますが、直線ではなくスプラインを使用してデータポイント間を接続する点が異なります。このグラフは折れ線グラフの代わりに使用されますが、より具体的に言えば、曲線フィッティングを使用する必要があるデータの表現に使用されます。

あなたは ABC 社のセールスアナリストです。同社は、年次売上報告書を毎年発行しています。あなたは、セールスアナリストとして、直近 2 年間の売上を比較した売上高比較報告書を作成するように依頼されました。報告書では、売上データに基づいて 2 年間の売上高の増減傾向を示す必要があります。

スプラインチャートを使用して、必要な売上高比較報告書を作成します。

サンプルデータテーブル

月	2014 年の売上高（1000 $）	2015 年の売上高（1000 $）
1 月	8	23
2 月	11	24
3 月	12	22
4 月	15	22
5 月	17	24
6 月	18	27
7 月	19	26
8 月	20	27
9 月	22	24
10 月	22	26
11 月	23	27
12 月	20	25

スプライングラフ

上のグラフは、2014 年と 2015 年の ABC 社の売上高の比較です。

系列の数：2（2014、2015）
ポイントごとの Y 値の数：1

次のコードは、このサンプルの実装です。

Visual Basic
C#

Visual Basic

' データテーブルを作成します
Dim dt As New DataTable("Sales - 2014 vs 2015")

' データテーブルに列を追加します
dt.Columns.Add("Month", GetType(String))
dt.Columns.Add("Sales in 2014", GetType(Integer))
dt.Columns.Add("Sales in 2015", GetType(Integer))

' データテーブルに行を追加します
dt.Rows.Add("1月", 8, 23)
dt.Rows.Add("2月", 11, 24)
dt.Rows.Add("3月", 12, 22)
dt.Rows.Add("4月", 15, 22)
dt.Rows.Add("5月", 17, 24)
dt.Rows.Add("6月", 18, 27)
dt.Rows.Add("7月", 19, 26)
dt.Rows.Add("8月", 20, 27)
dt.Rows.Add("9月", 22, 24)
dt.Rows.Add("10月", 22, 26)
dt.Rows.Add("11月", 23, 27)
dt.Rows.Add("12月", 20, 25)

' データ系列コレクションをクリアします
FlexChart1.Series.Clear()

' データ系列を作成します
Dim series1 As New C1.Win.Chart.Series()
Dim series2 As New C1.Win.Chart.Series()

                  
' データ系列コレクションにデータ系列を追加します
FlexChart1.Series.Add(series1)
FlexChart1.Series.Add(series2)

' 系列の名前を指定します
series1.Name = "2014"
series2.Name = "2015"

' チャートのデータソースを指定します
FlexChart1.DataSource = dt

' X軸およびY軸を結合します
FlexChart1.BindingX = "Month"
series1.Binding = "Sales in 2014"
series2.Binding = "Sales in 2015"

' チャートタイプをスプラインに設定します
FlexChart1.ChartType = C1.Chart.ChartType.Spline

// データテーブルを作成します
DataTable dt = new DataTable("Sales - 2014 vs 2015");

// データテーブルに列を追加します
dt.Columns.Add("Month", typeof(string));
dt.Columns.Add("Sales in 2014", typeof(int));
dt.Columns.Add("Sales in 2015", typeof(int));

// データテーブルに行を追加します
dt.Rows.Add("1月", 8, 23);
dt.Rows.Add("2月", 11, 24);
dt.Rows.Add("3月", 12, 22);
dt.Rows.Add("4月", 15, 22);
dt.Rows.Add("5月", 17, 24);
dt.Rows.Add("6月", 18, 27);
dt.Rows.Add("7月", 19, 26);
dt.Rows.Add("8月", 20, 27);
dt.Rows.Add("9月", 22, 24);
dt.Rows.Add("10月", 22, 26);
dt.Rows.Add("11月", 23, 27);
dt.Rows.Add("12月", 20, 25);

// データ系列コレクションをクリアします
flexChart1.Series.Clear();

// データ系列を作成します
C1.Win.Chart.Series series1 = new C1.Win.Chart.Series();
C1.Win.Chart.Series series2 = new C1.Win.Chart.Series();
            
// データ系列コレクションにデータ系列を追加します
flexChart1.Series.Add(series1);
flexChart1.Series.Add(series2);

// 系列の名前を指定します
series1.Name = "2014";
series2.Name = "2015";

// チャートのデータソースを指定します
flexChart1.DataSource = dt;

// X軸およびY軸を結合します
flexChart1.BindingX = "Month";
series1.Binding = "Sales in 2014";
series2.Binding = "Sales in 2015";

// チャートタイプをスプラインに設定します
flexChart1.ChartType = C1.Chart.ChartType.Spline;