FlexChart for WinForms
誤差範囲
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誤差範囲系列を使用すると、データのばらつきや値の不確実性を示すことができます。誤差範囲を使用して、変数データの標準偏差と誤差の範囲を表示できます。一般に、科学研究や科学実験の結果では、誤差範囲チャートを使用して、元の値からのデータのばらつきを表現します。

FlexChart では、面、棒、折れ線、折れ線シンボル、散布図、スプライン、スプライン面、スプラインシンボルなどのさまざまなチャートタイプで誤差範囲系列を使用できます。

FlexChart の誤差範囲系列には、次の機能があります。

次の図に、子供に観察されるさまざまなタイプの発作に対して、平均 MCA(Middle Cerebral Artery:中大脳動脈)速度データのプラスおよびマイナスの誤差量を示します。

次のコードは、子供のさまざまなタイプの発作における MCA 速度の平均パーセンテージ値を使用します。このコードは、FlexChart で誤差範囲系列を実装する方法を示します。

' データテーブルを作成します。
Dim dt As New DataTable()

' データテーブルに列を追加します。
dt.Columns.Add("Seizure Type", GetType(String))
dt.Columns.Add("Mean MCA", GetType(Integer))

' データテーブルに行を追加します。
dt.Rows.Add("一般化", 15)
dt.Rows.Add("片側間代", 22)
dt.Rows.Add("亜臨床的", 20)
dt.Rows.Add("強直", 11)

' データ系列コレクションをクリアします。
flexChart1.Series.Clear()

' 誤差範囲の系列を作成します。
Dim errorBar As New C1.Win.Chart.ErrorBar()

' データ系列コレクションに系列を追加します。
flexChart1.Series.Add(errorBar)

' チャートのデータソースを指定します。
flexChart1.DataSource = dt

' X軸とY軸をバインドします。
flexChart1.BindingX = "Seizure Type"
errorBar.Binding = "Mean MCA"

' 系列の誤差量を指定します。
errorBar.ErrorAmount = C1.Chart.ErrorAmount.Percentage

' 誤差の方向を指定します。
errorBar.Direction = C1.Chart.ErrorBarDirection.Both

' 系列の誤差値を指定します。
errorBar.ErrorValue = 0.3

' 誤差範囲の系列のスタイル
errorBar.EndStyle = C1.Chart.ErrorBarEndStyle.Cap
errorBar.ErrorBarStyle.StrokeWidth = 2
errorBar.ErrorBarStyle.StrokeColor = Color.Blue
// データテーブルを作成します。
DataTable dt = new DataTable();

// データテーブルに列を追加します。
dt.Columns.Add("Seizure Type", typeof(string));
dt.Columns.Add("Mean MCA", typeof(int));

// データテーブルに行を追加します。
dt.Rows.Add("一般化", 15);
dt.Rows.Add("片側間代", 22);
dt.Rows.Add("亜臨床的", 20);
dt.Rows.Add("強直", 11);

// データ系列コレクションをクリアします。
flexChart1.Series.Clear();

// 誤差範囲の系列を作成します。
C1.Win.Chart.ErrorBar errorBar = new C1.Win.Chart.ErrorBar();

// データ系列コレクションに系列を追加します。
flexChart1.Series.Add(errorBar);

// チャートのデータソースを指定します。
flexChart1.DataSource = dt;

// X軸とY軸をバインドします。
flexChart1.BindingX = "Seizure Type";
errorBar.Binding = "Mean MCA";

// 系列の誤差量を指定します。
errorBar.ErrorAmount = C1.Chart.ErrorAmount.Percentage;

// 誤差の方向を指定します。
errorBar.Direction = C1.Chart.ErrorBarDirection.Both;

// 系列の誤差値を指定します。
errorBar.ErrorValue = .3;

// 誤差範囲の系列のスタイル
errorBar.EndStyle = C1.Chart.ErrorBarEndStyle.Cap;
errorBar.ErrorBarStyle.StrokeWidth = 2;
errorBar.ErrorBarStyle.StrokeColor = Color.Blue;