面グラフは、一定期間のデータの変化を表します。Y 軸のデータポイント間を接続し、系列と X 軸の間の領域を埋めることで、データ系列を表現します。さらに、データ系列は、追加されたときと同じ順番で背面から前面に表示されます。
FlexChart を使用すると、設計時および実行時の両方で面グラフを作成できます。設計時の場合は、プロパティウィンドウで ChartType プロパティを Area に設定し、実行時の場合は同じプロパティをコードで設定します。
Stacking プロパティを Stacked または Stacked100pc に設定すると、積層面グラフを作成できます。
AAPL、CIEN、INTC という 3 つの株式銘柄があるとします。これらは株式市場で 2013 から 2015 年まで継続して高値を付けています。2015 年末に、これらの株が対前年比で上昇したか下落したかを(株価に基づいて)特定する分析を行います。分析は、2013 年、2014 年、2015 年の株価に基づいて行われます。
株価は一定期間で変動するデータなので、このシナリオには面グラフが適しています。
株式銘柄 | 2013 | 2014 | 2015 |
---|---|---|---|
AAPL | 95 | 109 | 120 |
CIEN | 89 | 104 | 115 |
INTC | 75 | 95 | 110 |
上のチャートは、プロットされた 3 年間の株価によって株価が上昇していることを示しています。3 つの株価の 3 つの領域が 3 色でレンダリングされています。
次のコードは、このシナリオの実装です。