DataSource for Entity Framework for WinForms
サーバー側のページングビュー
プログラミングガイド > コードでの ClientView の使用 > サーバー側のページングビュー

もう1つのサーバー側操作であるページングを指定するには、ClientView から派生した PagingView クラスを返す Paging メソッドを使用します。

C#
コードのコピー
PagingView<Product> productsPaged = products.Paging(p => p.ProductName, 20);

ページングビューには、特定時点のデータのセグメント(ページ)が含まれます。ページングは、ソートされたデータに対してのみ実行できるため、ページングビューを作成するには、ページサイズ(上の例では 20)のほかに、ソートの基準になるキーセレクタを指定する必要があります。

ページングビューは ClientView なので、クライアントビューの2つの基本機能であるキャッシュ対応とライブをサポートします。パフォーマンスを向上させるキャッシュ対応のページングビューは、ページが繰り返し要求されても、サーバーへのラウンドトリップを回避できます。また、(他の ClientView と同様に)ページングビューはライブなので、クライアント上で変更されたデータが反映されます。たとえば、現在ページングビュー内にあるエンティティを削除すると、ページングビューは、変更されたデータに合わせて自動的に調整を行います。たとえば、必要に応じてサーバーからいくつかのエンティティをフェッチして、ページ内の空いた場所に挿入します。