DateEdit コントロールの外観は、コントロールを使用するアプリケーションに適合するようにカスタマイズできます。DateEdit には以下のスタイル設定機能が用意されており、背景色や前景色の変更、境界線の追加、テキスト配置の変更、テーマの設定などを行うことができます。

• よく使用されるスタイル：境界線の色、境界線スタイル、フォント設定、背景色、前景色など、よく使用されるスタイルを DateEdit コントロールに適用できます。   
  • 境界線の色：境界線の色を変更するには、BorderColor プロパティを設定します。
  • 境界線スタイル：コントロールの境界線スタイルを設定するには、BorderStyle プロパティを設定します。
  • フォント設定：DateEdit コントロール内のテキストにフォント設定を適用するには、Systems.Windows.Forms の Font コントロールの Font プロパティを設定します。
  • 背景色：DateEdit の背景色を変更するには、BackColor プロパティを設定します。
  • 前景色：DateEdit に前景色を適用するには、ForeColor プロパティを設定します。
    
• テキスト配置：Systems.Windows.Forms の TextBox の TextAlign プロパティを設定して、DateEdit コントロール内のテキストの配置を設定できます。
  
• テーマ：VisualStyle プロパティを設定することで、さまざまなテーマを適用して DateEdit の全体的な外観を強化できます。

カレンダーポップアップまたは CalendarView の外観のカスタマイズについては、「CalendarView の機能」の「外観とスタイル設定」を参照してください。

次の図は、DateEdit コントロールにスタイル設定機能を適用したところです。

次のコードスニペットは、関連するプロパティを使用して CalendarView でスタイル設定機能を実装する方法を示します。

' 境界線の色を設定します
C1DateEdit1.BorderColor = Color.DarkBlue

' 境界線スタイルを設定します
C1DateEdit1.BorderStyle = BorderStyle.FixedSingle

' フォント設定を適用します
C1DateEdit1.Font = New Font("Microsoft Sans Serif", 9.0F, FontStyle.Italic)

' 前景色と背景色を設定します
C1DateEdit1.ForeColor = Color.Brown
C1DateEdit1.BackColor = Color.LightCyan

' テキストの配置を設定します
C1DateEdit1.TextAlign = HorizontalAlignment.Left

// 境界線の色を設定します
c1DateEdit1.BorderColor = Color.DarkBlue;

// 境界線スタイルを設定します
c1DateEdit1.BorderStyle = BorderStyle.FixedSingle;

// フォント設定を適用します
c1DateEdit1.Font = new Font("Microsoft Sans Serif", 9F, FontStyle.Italic);

// 前景色と背景色を設定します
c1DateEdit1.ForeColor = Color.Brown;
c1DateEdit1.BackColor = Color.LightCyan;

// テキストの配置を設定します
c1DateEdit1.TextAlign = HorizontalAlignment.Left;