Excel for .NET
ワークブックの計算モードを設定する

The CalculationMode プロパティは、ワークブック内のすべての数式の計算モードを指定します。 CalculationMode の列挙体では、3つのオプションが提供されます:Manual (計算が手動的に行われる)、Auto (計算が自動的に実行される)、AutoNoTable (テーブル以外に計算が実行される)

計算モードを設定するには、以下の手順に従います:

  1. ツールボックスにある C1XLBook コンポーネントをダブルクリックして Form1 に追加します。
  2. 下記コードを使用して簡単な数式を追加します。 

    Visual Basic コードの書き方

    Visual Basic
    コードのコピー
    Dim sheet As XLSheet = c1XLBook1.Sheets(0)
    ' 簡単な数式
    sheet(7, 0).Value = "Formula: 5!"
    sheet(7, 1).Value = 122
    sheet(7, 1).Formula = "1*2*3*4*5"
    c1XLBook1.CalculationMode = CalculationMode.Auto
    c1XLBook1.Save("c:\Save.xlsx")
    System.Diagnostics.Process.Start("c:\Save.xlsx")

    C# コードの書き方

    C#
    コードのコピー
    XLSheet sheet = c1XLBook1.Sheets[0];
    // 簡単な数式
    sheet[7, 0].Value = "Formula: 5!";
    sheet[7, 1].Value = 122;
    sheet[7, 1].Formula = "1*2*3*4*5";
    c1XLBook1.CalculationMode = CalculationMode.Auto;
    c1XLBook1.Save(@"c:\Save.xlsx");
    System.Diagnostics.Process.Start(@"c:\Save.xlsx");
  3. プロジェクトを実行し、エクセルファイルを開きます。CalculationMode をAuto に設定しているので、セル(7, 1) の値が122ではなく、120 (1*2*3*4*5 の結果) となっています。