FlexGrid for UWP
複数セルの行および列ヘッダーの作成
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ほとんどのグリッドは、行および列ヘッダーのセルをサポートします。これにより、複数の列にまたがって1つのヘッダーを表示したり、選択範囲を含む行のステータスを示すことができます。

C1FlexGrid は、この概念をさらに広げて、複数セルのヘッダーをサポートします。たとえば、列ヘッダーを2行にして、1行に年度を表示し、もう1行に四半期を表示できます。この場合は、次のようにコードを設定します。

C#
コードのコピー
// もう1つの列ヘッダー行を追加します
var ch = flexgrid1.ColumnHeaders;
ch.Rows.Add(new Row());
// ヘッダー行にデータを挿入します
for (int c = 0; c < ch.Columns.Count; c++)
{
ch[0, c] = 2009 + c / 4; 
// 行0:年度
ch[1, c] = string.Format("Q {0}", c % 4 + 1); 
// 行1:四半期
}

このコードは、次のようなグリッドを生成します。

列ヘッダーを表示するために2つの行が使用されていることに注目してください。従来のグリッドでも、改行を含む列ヘッダーを使用して同様の効果を得られますが、上端の固定行に結合するようにセルを追加すると、同じ年度を参照する列が自動的に結合されるため、その違いは明らかです。このためには、コードを2行追加するだけです。

C#
コードのコピー
// もう1つの列ヘッダー行を追加しま
var ch = flexgrid1.ColumnHeaders;
ch.Rows.Add(new Row());
// ヘッダー行にデータを挿入します
for (int c = 0; c < ch.Columns.Count; c++)
{
ch[0, c] = 2009 + c / 4; 
// 行0:年度
ch[1, c] = string.Format("Q {0}", c % 4 + 1); 
// 行1:四半期
// 上端の固定行を結合します
flexgrid1.AllowMerging = AllowMerging.All;
ch.Rows[0].AllowMerging = true;

この結果は、次の図のようになります。