ComponentOne Studio TrueChart for ASP.NET (C1WebChart2D) ヘルプ
データ欠損の指定
C1Chart の使い方 > ChartData オブジェクトの概要 > データ欠損の指定

収集したデータをグラフ化する場合、特定の値のデータが利用できないこと、つまり情報が欠落していることを、グラフ内に視覚的に示すことが必要になる場合があります。データ欠損は、グラフ化されたデータの切れ目の部分を表し、グラフ内でデータが欠落していることを視覚的に示すために使用されます。

C1Chart では、データ欠損は、データ点をデータ配列の特定の値、あるいは未使用の値として排除するように設定して指定されます。ChartData オブジェクトの Hole プロパティは、使用する値を指定します。たとえば、データ欠損値を -1000 に設定し、データセットの3番目のデータ点でデータが利用できないと仮定した場合、このデータセットのデータ点の Y 軸の値に -1000 を設定することにより、データセットのプロットにデータの切れ目、つまりデータ欠損を挿入することができます。

データ欠損のデフォルト値は、Visual Basic と C# で、それぞれ Single.MaxValue と float.MaxValue になっています。下図に、XY プロットグラフのデータ欠損の例を示します。

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