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地理座標を折れ線で結ぶ
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地理座標を折れ線で結ぶには、C1VectorLayer(詳細については、「ベクターレイヤ」を参照してください)にC1VectorPolylineを追加します。このトピックでは、3つの点から成る折れ線を作成します。

デザイナの場合

  1. コントロールを右クリックし、コンテキストメニューから[プロパティ]を選択してプロパティウィンドウを開きます。
  2. Layersプロパティの横にある省略符ボタン(...)をクリックして、C1Layersコレクションエディタを開きます。
  3. [追加]ボタンのドロップダウン矢印をクリックし、C1VectorLayerを選択します。C1LayersコレクションにC1VectorLayerが追加され、C1Layersコレクションエディタの右側にそのプロパティが表示されます。
  4. Dataプロパティグループを展開し、DataTypeをWijJsonに設定します。
  5. Vectorsプロパティの横にある省略符ボタン(...)をクリックして、C1VectorItemBaseコレクションエディタを開きます。
  6. [追加]ボタンのドロップダウン矢印をクリックし、C1VectorPolylineを選択します。C1VectorItemBaseコレクションにC1VectorPolylineが追加され、C1VectorItemBaseコレクションエディタの右側にそのプロパティが表示されます。
  7. FillFillOpacityStrokeStrokeOpacityStrokeWidthなどを任意に設定します。
  8. Pointsプロパティの横にある省略符ボタン(...)をクリックして、PointDコレクションエディタを開きます。
  9. [追加]ボタンを 3回クリックします。次のように、各ポイントのX座標とY座標を設定します。
    Point X Y
    0 -80.15 42.12
    1 -123.08 39.09
    2 -3.90 30.85
  10. [OK]をクリックして、PointDコレクションエディタを閉じます。
  11. [OK]をクリックして、C1VectorItemBaseコレクションエディタを閉じます。
  12. [OK]をクリックして、C1Layersコレクションエディタを閉じます。
  13. [F5]キーを押してプロジェクトを実行します。

マップのスケールに応じて要素の表示/非表示を操作する方法については、トピック「ベクターレイヤ」の「要素の表示/非表示」セクションを参照してください。

ソースビューの場合

次のマークアップを<c1:C1Maps> </c1:C1Maps>タグの間に追加します。

ソースビュー
コードのコピー
<Layers>
    <c1:C1VectorLayer> 
            <DataWijJson>
                <Vectors>
                    <c1:C1VectorPolyline FillOpacity="0" Stroke="Yellow" StrokeWidth="2">
                        <Points>
                            <c1:PointD X="-80.15" Y="42.12" />
                            <c1:PointD X="-123.08" Y="39.09" />
                            <c1:PointD X="-3.9" Y="30.85" />
                        </Points>
                    </c1:C1VectorPolyline>
                </Vectors>
            </DataWijJson>
    </c1:C1VectorLayer>
</Layers>

コードの場合

  1. 次のコードを Page_Load イベントに追加します。
    C#
    コードのコピー
    // レイヤを作成してマップに追加します。
    C1VectorLayer vl = new C1VectorLayer();
    C1Maps1.Layers.Add(vl);
    
    // データソースの種類を設定します。
    vl.DataType = DataType.WijJson;
    
    //ベクター折れ線を作成してレイヤに追加します。
    C1VectorPolyline vpl = new C1VectorPolyline();
    vl.DataWijJson.Vectors.Add(vpl);
    
    // ベクター折れ線に点を追加します。
    vpl.Points.Add(new PointD(-80.15, 42.12));
    vpl.Points.Add(new PointD(-123.08, 39.09));
    vpl.Points.Add(new PointD(-3.90, 30.85));
    
    // 描線の色と幅を設定します。
    vpl.Stroke = System.Drawing.Color.Yellow;
    vpl.StrokeWidth = 2;
    

    VB
    コードのコピー
    ' レイヤを作成してマップに追加します。
    Dim vl As New C1VectorLayer()
    C1Maps1.Layers.Add(vl)
    
    ' 使用するデータソースの種類を設定します。
    vl.DataType = DataType.WijJson
    
    'ベクター折れ線を作成してレイヤに追加します。
    Dim vpl As New C1VectorPolyline()
    vl.DataWijJson.Vectors.Add(vpl)
    
    ' ベクター折れ線に点を追加します。
    vpl.Points.Add(New PointD(-80.15, 42.12))
    vpl.Points.Add(New PointD(-123.08, 39.09))
    vpl.Points.Add(New PointD(-3.9, 30.85))
    
    ' 描線の色と幅を設定します。
    vpl.Stroke = System.Drawing.Color.Yellow
    vpl.StrokeWidth = 2
    
  2. プロジェクトを実行します。

ここまでの成果

次の図は、C1Mapsコントロールで3つの地理座標を折れ線で結んで表示したところです。