EventsCalendar for ASP.NET Web Forms には、複数のクライアント側イベントが含まれています。それらを利用すれば、無効な文字の入力などの処理が行われたときに、C1EventsCalendar コントロールを操作できます。

クライアント側イベントの表にリストされたサーバー側プロパティを使用して、特定のクライアント側イベントに反応する JavaScript 関数の名前を指定できます。たとえば、beforeDeleteCalendar という JavaScript 関数を割り当てて、カレンダーが削除される前に応答させるには、OnClientBeforeDeleteCalendar プロパティを beforeDeleteCalendar に設定します。

下の表に、クライアントスクリプトで使用できるイベントを示します。これらのプロパティはサーバー側で定義されていますが、実際のイベントや各 JavaScript 関数用に宣言する名前はクライアント側で定義されます。

イベントのサーバー側プロパティ名	イベント名	説明
OnClientBeforeDeleteCalendar	beforeDeleteCalendar	カレンダー削除処理の前に発生します。
OnClientBeforeDeleteEvent	beforeDeleteEvent	削除処理の前に発生します。
OnClientBeforeSaveCalendar		カレンダー保存処理の前に発生します。
OnClientBeforeSaveEvent		イベント保存処理の前に発生します。
OnClientCalendarsChanged	calendarsChanged	カレンダーオプションが変更されたときに発生します。
OnClientInitialized	initialized	イベントカレンダーが構築され、イベントデータが外部またはローカルデータソースからロードされるときに発生します。
OnClientSelectedDatesChanged	selectedDatesChanged	日付値を変更した後に発生します。
OnClientViewTypeChanged	viewTypeChanged	viewType オプションが変更されたときに発生します。