ASP.NET Web API コントロール
ComponentOne WebAPI テンプレートの使用
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ComponentOne インストーラからWeb API をインストールした場合は、FlexReport Web APIを使用して事前構成されたプロジェクトを簡単に作成できます。ComponentOne Web APIテンプレートを使用して、「FlexreportWebAPI」という名前の新しいプロジェクトを作成し、次の手順を実行します。

手順1: 新しいWebAPIアプリケーションの作成

  1. Visual Studioで、[ファイル]→[新規作成]→[プロジェクト]を選択して、新しいWeb APIサービスプロジェクトを作成します。
  2. インストール済みテンプレートから、[C1]→[Web]→[C1 Web APIアプリケーション]を選択して、新しいComponentOne Web APIサービスアプリケーションを作成します。
  3. アプリケーションの名前場所を設定し、[OK]をクリックします。
  4. ComponentOne ASP.NET Web APIアプリケーションウィザードで、[レポートサービス]オプションを選択します。
  5. ウィザードで[サービス]を選択し、[OK]をクリックすると、新しいComponentOne Web APIサービスアプリケーションが作成されます。

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手順2:Web APIアプリケーションへのレポートファイルの追加

アプリケーションにレポートファイルを追加するには、次の手順を実行します。

  1. アプリケーションにFilesという名前のフォルダを追加します。
  2. それにFlexReportのレポート定義ファイルを追加します。
    レポートでローカルデータベース(MDBファイル、MDFファイルなど)を使用している場合は、アプリケーションの[App_Data]フォルダにそのデータベース を追加します。ただし、レポートの接続文字列が[App_Data]フォルダを指していること確認してください。


    メモ:app.UseCors()のために、アプリケーションにMicrosoft.Owin.CorsNugetパッケージを追加してください。

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手順3:レポートのルート位置の設定

  1. Startup.csファイルで、StartupクラスのConfigurationメソッド内に次のコードを追加します。
    Startup.cs
    コードのコピー
    app.UseCors(CorsOptions.AllowAll);
    app.UseReportProviders()
    .AddFlexReportDiskStorage("ReportsRoot", GetFullRoot("Files"))
    

    このコードは、レポートファイルが格納されるフォルダ/場所を登録します。この場合は、"Files"フォルダです。

  2. StartupクラスにGetFullRoot関数を追加します。
    Startup.cs
    コードのコピー
    private static string GetFullRoot(string root)
    {
            var applicationBase = AppDomain.CurrentDomain.SetupInformation.ApplicationBase;
            var fullRoot = Path.GetFullPath(Path.Combine(applicationBase, root));
            if (!fullRoot.EndsWith(Path.DirectorySeparatorChar.ToString(), StringComparison.Ordinal))
            {
                    fullRoot += Path.DirectorySeparatorChar;
            }
            return fullRoot;
    }
    

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手順4:Report Web APIサービスの展開

  1. プロジェクトをコンパイルします。
  2. プロジェクトをIISに展開します。

ローカルIISでホストされるサービスの場合、Web API URLはhttp://localhost/FlexReportwebAPI/api/reportです。

メモ: レポートサービスのWeb API URLを正しく作成できたら、FlexViewer for MVCやWijmo Viewerを使用して、サービスに保存されているレポートにアクセスして表示することができます。レポートの表示方法については、「FlexViewerでのレポートの表示」を参照してください。

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