ASP.NET MVC コントロールヘルプ
MVC の基本
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モデル/ビュー/コントローラー(MVC)は、同じデータに対して複数のビューを必要とするアプリケーションで使用されるデザインパターンです。MVC パターンでは、個々のオブジェクトを次の図に示す3つのカテゴリに分類する必要があります。

コントローラー:アプリケーションが受け取った要求を処理し、モデルデータを取得し、クライアントに応答を返すためのビューテンプレートを指定するクラス。

モデル:アプリケーションのデータを表現すると共に、検証ロジックを使用してアプリケーションデータにビジネスルールを適用するクラス。

ビュー:アプリケーションが HTML 応答を動的に生成するために使用するテンプレートファイル。HTML Helpers、Tag Helpers などのようなHelper メッソドは、HTML対応の生成を容易にします。

MVC アプリケーションの制御フローは次のようになります。

  1. ユーザーが UI を操作することによってイベントがトリガされます。
  2. コントローラーがユーザーの操作をモデルに通知し、アクションを要求します。
  3. モデルが要求されたアクションを実行します。
  4. コントローラーがアクションの結果を表示するようにビューに要求します。
  5. (1つ以上の)ビューが新しいビューを生成するようにモデルに要求し、モデルからデータを取り込みます。
  6. ビューが結果を表示します。