PowerTools ActiveReports for .NET 9.0J
データの流れ

チャートコントロールは、独自のデータソース(DataSourceプロパティ)を持ち、実行時にデータソースからデータを取得します。一方、他のコントロールのように、DataFieldプロパティによってデータをバウンドする方法は利用できません。

チャートコントロールがデータを取得し、グラフとして表示するまでの流れは、以下のようになります。

  1. チャートコントロールのDataSourceプロパティに、デザイン時または実行時に データソースを設定します。これはレポートにデータソースを設定する作業と同等のものです。
  2. レポートの実行時に、データソースのフィールドに 関連づけられた系列(Series)が、データソースからデータを取得し、 データ点(DataPoint)のコレクションを得ます。
  3. 得られたデータ点から、グラフが描画されます。

最終的に描画されるデータは、系列が保持しているデータ点のコレクション(すなわち、 SeriesクラスのPointsプロパティ)となります。

 

 


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