セクションレポートのPictureコントロールを使用してレポート内に画像を表示することができます。PictureコントロールのImageプロパティを使用して、任意の画像ファイルを参照して表示できます。

メモ : PictureAlignmentとSizeModeプロパティを使用して画像のサイズおよび位置を管理できます。

主なプロパティ

プロパティ	解説
LineColor	Pictureコントロール周囲の境界線の色を取得または設定します。
LineStyle	Pictureコントロール周囲の境界線の描画に使用するペンスタイルを取得または設定します。
LineWeight	境界線の幅をピクセル単位で取得または設定します。
PictureAlignment	コントロール領域内の画像の位置を取得または設定します。
Description	Pictureの視覚的な外観の説明を取得または設定します。HTMLにエクスポートした場合、imgタグのalt属性に使用されます。
HyperLink	ビューワのHyperLinkイベントで指定した場所に移動するためのURLを取得または設定します。HTMLやPDFにエクスポートした場合、URLは自動的にアンカータグやハイパーリンクに変換されます。
Image	印刷する画像を取得または設定します。
SizeMode	Pictureコントロール領域に合わせて画像のサイズを調整する方法を決定する値を取得または設定します。

プロパティ設定ダイアログ

レポート上のコントロールを選択した状態で、［プロパティ］ウインドウの下部にあるコマンドから「プロパティ設定ダイアログ」をクリックしてダイアログを開きます。

［全般］

［名前］: レポートに使用されていないPictureコントロールのユニークな名前を入力します。この名前はドキュメントの要素およびXML出力で表示します。

［タグ］: コントロールに付随する文字列を入力します。コード上でこのプロパティをアクセスするとオブジェクトとして認識されていますが、[プロパティ]ウィンドウまたは[プロパティ設定ダイアログ]では文字列となります。

［表示する］: コントロールを非表示にするには、このチェックボックスを外します。

［データフィールド］: コントロールにバインドするデータソースのフィールドを選択します。

［画像の選択］: ボタンをクリックして表示されるダイアログから、Pictureコントロールに表示するファイルを選択します。

［ハイパーリンク］: ビューワのHyperLinkイベントに使用するURLを入力します。HTMLやPDFにエクスポートした場合、URLは自動的にアンカータグやハイパーリンクに変換されます。

［タイトル］: 画像のタイトルを入力します。

［説明］: Pictureの視覚的な外観の説明を入力します。HTMLにエクスポートした場合、imgタグのalt属性に使用されます。

［外観］

［線のスタイル］: 境界線の描画に使用するペンスタイルを選択します。Transparent、Solid、Dash、Dot、DashDot、DashDotDotの中から設定できます。

［線の太さ］: 境界線の幅をピクセル単位で設定します。

［線の色］: 境界線に使用する色を設定します。

［背景色］: コントロールの背景に使用する色を設定します。

［画像の位置］: コントロール領域内の画像の位置を選択します。TopLeft、TopRight、Center、BottomLeft、BottomRightの値から選択します。

［表示サイズの調整］: Pictureコントロール領域に合わせて画像のサイズを調整する方法を選択します。Clip、Stretch、Zoomの値から選択します。Clipオプションは余分な画像を切り取って元のサイズで表示します。一方、Stretchはコントロール領域のサイズに合わせて引き伸ばし、Zoomは画像をコントロール領域の垂直水平サイズに合わせて拡大／縮小します。