アセンブリ参照を移行する

アセンブリ（dll）参照の移行手順について説明します。

移行対象のプロジェクトが、以前のバージョンのActiveReports関連のアセンブリ（dll）を参照した状態では9.0Jは動作しません。旧dllへの参照設定を削除した後、9.0Jのdllを参照する必要があります。以下の手順を参考に、作業を行ってください。

不要なアセンブリ参照を削除します。

ActiveReportsの場合、アセンブリバージョンはdllの種別に関わらず、以下のようになります。メジャーバージョンが、3～7のものは、全て9.0Jのものに置き換える必要があるため、手動でプロジェクトから削除します。

以下は、7.0Jのプロジェクトの例です。この場合、バージョン7.4.8100.1のアセンブリへの参照は削除する必要があります。

ソリューションエクスプローラー、プロパティグリッド

9.0Jのアセンブリへの参照を追加します。
Visual Studio の［参照の追加］ダイアログから、9.0Jのアセンブリを参照設定に追加します。手順2で削除したアセンブリについて、対応する9.0Jのアセンブリを１つずつプロジェクトに追加します。9.0Jで必要となるアセンブリの一覧はランタイムファイルの配布についてをご覧ください。